「パーティ」を「政党」という意味で見直してみる

英語のPartyには「政党」という意味がある。

クリスマスも近いし、パーティといえば浮かれ騒ぐイメージだけども、その前にもっと浮かれている選挙戦があるんだった。

ここ最近新党ができたりくっついたりしていて、パーティピーポーが大騒ぎ。レッツパーリィ。

いっそこれまでの「パーティ」も「政党」という意味で見直してみたい。

「酒場で仲間を集めて最強のパーティを作ろう!」
→新党結成(酒場はおそらく料亭)

今夜はHearty Party(竹内まりや)

→党員でケンタッキーを囲む

ごきげんよう! PARTY NIGHT(米米クラブ)
→解党(2006年に再結成)

パーティ券
→汚職事件のお食事券

パジャマパーティ
→パジャマ党

「パジャマ党」のマニフェストが気になる。反TPP(=環太平洋パジャマシップ協定)だろうか。

ウグイス嬢の男性版は「カラスボーイ」というらしい

選挙カーに乗って候補者の名前を連呼するウグイス嬢。このウグイス情報の男性バージョンを「カラスボーイ」と呼ぶらしい。

ウグイスにだってオスはいるのに、突然のカラス。

確かに選挙カーからイケメンのエエ声が聞こえたほうが、お昼時の奥さんにはウケがいいかもしれない。

でもカラスボーイ、全然エエ声のイメージがない。クチバシでビニール袋をつついる画しか浮かばない。奥さんウケも最悪じゃないか。

「動物+男性を表す言葉」だったら他にもいろいろあるのに。

バットマン
エエ声だけど、自分で立候補しそう。

バードマン
パーマンのボス。猿を候補者にしそう。

オオカミ少年
基本嘘つきなので「最後のお願いに参りました!」とやって来ても本気にされない。

エレファントマン
監督:デヴィッド・リンチ

エレファントジョン
所属:人力舎

鳩山由紀夫
立候補しないらしいのでこっちの仕事はどうだろう。

ちなみに「カラスボーイ」でググったら競走馬に「カラスボーイ」というのがいた(カラスボーイの競走馬プロフィール)馬なのにカラスだ。ますます訳が分からない。

「掛け算順序問題」の解決法を考える

「リンゴが2つ乗ったお皿が5つあります。リンゴは全部でいくつありますか」という問題に、5×2=10と答えるとバツをつけることがあるらしい。

ちょっと前から話題になっている「掛け算順序問題」である。教える側としては、2つのリンゴが5皿あるから2×5=10、と答えさせたいらしい。

でも2×5でも5×2でも答えは同じ10だ。この問題については賛否両論うずまいて結論が出てない。うちの子にこれ質問されたらどうしよう。なんとかならぬものか。

そもそも「5×2=10」と書く時点で「5のほうが先」と順序をつけてしまうのがいけないんじゃないか。徒競走に順位をつけない運動会があったりするのに、掛け算は先着順で本当にいいのか。

書き方を変えて考えてみよう。

5が先にあるけど2のほうがデカい。存在感をアピールすることで後発の不利さを打ち消す狙いだ。

5より2のほうが飛び出してる。まさに次元の違いを見せつけている。どちらが先かわからない。

2のほうが偉い。年下が先に出世したかたちだ。

2のほうがライフが多い。

2のほうにスポンサーがついている。

こんな感じでバカバカしくなるので掛け算順序問題はなくなってほしい。

『綱引いちゃった!』の続編を考える

井上真央主演の映画「綱引いちゃった」が公開間近である。

競技用綱引きを題材とした映画らしい。本木雅弘主演の「シコふんじゃった」を彷彿とさせるタイトルだけども関係はないらしい。

公開前なので映画の出来はわからないけども、そこは井上真央、「花より男子」を「2」「F」映画版まで引っ張った立役者だ。「綱引いちゃった!」もこれだけでは終わるまい。

というわけで公開前から続編のタイトルを考えてみたい

「綱」と見せかけての「網」。これほど続編にふさわしい漢字もない。綱引きで得たノウハウは地引網でも通じると思った井上真央たちだったが…。

女子をメインにするなら弓道の映画があってもいい。引く力だけはあるのでメッチャ遠くに飛ばせるが、コントロールが伴わない井上真央。弓道は飛距離競うものではない、と聞いてガーン!(ガーン!顔のアップ)

ついに念願のガスを家に引く日がやってきた。やっと我が家にも都市ガスが入るとウキウキの井上真央。しかし業者が持ってきたのはプロパンガスで…。

CMをしていた「チョコラBB」の効果もむなしく、風邪を引く様子を全国ロードショーされてしまう井上真央。寝たり起きたりしている。

フツーの女子高生だった私が、ある日突然、50万の兵を引き連れた将軍に!?

あまりの展開に客が!

こんな模範回答みたいなオチで終わるのも気が引けちゃいますね。

むかしばなしに「~BAD END~」を付け足す

知らないほうがいい、という言葉がある。

知らないままでいれば、現実に何も疑問をもたずに日々を過ごせる。しかし、ひとたび”その事”を知ってしまうと、満ち足りていたはずの日常が違った意味を持ってしまう。違う人生が、違う世界が、存在していることを知ってしまうからだ。

一見、めでたしめでたし、で終わっている昔話も、実はもっとめでたいエンディングが存在するかもしれない。

ノベルゲームみたいに最後に「~BAD END~」を付けてみたら、また違う未来が見えてくるんじゃないだろうか。

玉手箱を開けると、中から白い煙がもうもうと立ちこめ、気がつくと浦島太郎はおじいさんになってしまいました。
~BAD END~

最後の最後で「玉手箱を開けますか?」に「はい」と答えてしまったばっかりに。

かぐや姫は使いの者に付き添われ、月へ帰って行きました、
~BAD END~

何回プレイしても月へ帰ってしまう。どこでフラグが立ってしまうんだろう。

一本のわらしべを蜜柑、反物、馬と物々交換を続けた男は、終いには屋敷を手に入れ、裕福に暮らしました。
~BAD END~

結婚ができるルートもあるかもしれない。お金だけが幸せじゃない。

打ち出の小槌で大きくなった一寸法師は、娘と結婚し幸せに暮らしました。
~BAD END~

取り損ねた宝があったのか?違う娘を攻略してしまったのか?

「では屏風の虎を出してください」
一休のとんちに、将軍様はぐぅの音も出ませんでした。
~BAD END~

見事なとんちで切り抜けたはずの一休。ここは降伏して将軍様を立てるべきだったのか?

幸せのカタチについて考えさせられる。