1月 122006
伊坂幸太郎『砂漠』(→感想)内で、西嶋が愛読書としていた本書。『砂漠』にすっかりはまった身として、サブテキストのつもりで読んでみた。
小説かと思ったらエッセイに近い。サン=テグジュペリの飛行士として経験と、自然や人間の生き方について、思いのたけを綴った200P。ちょっと読みづらい箇所もしばしばあれど(原文も読みづらいみたい)、砂漠に不時着してから生還するまでを綴った章「砂漠のまん中で」からは目が離せず、生と死をさ迷っただけに次の章「人間」の内容が生きて見える。全体からどれだけ理解できたかいささか心許ないが、たまに現れる印象的なフレーズは確かに心動かすものだった。これからの人生で繰り返し読んでみたいと思う。
【この記事と似たような感じの記事】
- 伊坂幸太郎『砂漠』
- 伊坂幸太郎『陽気なギャングの日常と襲撃』
- 伊坂幸太郎『終末のフール』
- 伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』
- 伊坂幸太郎『魔王』
- 伊坂幸太郎『死神の精度』
- 伊坂幸太郎『モダンタイムス』
- 伊坂幸太郎『グラスホッパー』
- 伊坂幸太郎『ラッシュライフ』
- さよならをもう五回 伊坂幸太郎『バイバイ、ブラックバード』

現在コメント投稿は停止しております。