二足歩行が楽しくて、僕らは大陸を渡った

息子一歳が立って歩けるようになって、約一ヶ月経ちました。

初めは数歩あるいてペタンと座ってましたが、段々と上達して、今はヨチヨチ歩きで部屋の中をずっとウロウロしています。ニコニコしながら、すごい楽しそう。

今までハイハイだったのが立って歩けるようになると、さぞかし楽しいだろうなぁと思う。視界が広がり、行動範囲も広がる。高いところに手が届くようになる。そのうち走ったりジャンプもできるようになる。好奇心がどんどん膨らんでいく。

ということは、人類が二足歩行を始めた時もすごい楽しかったんじゃないだろうか。

二足歩行を始めた人類は、大陸をどんどん歩いて世界中に広がったと聞いたことがある。狩猟の狩場を確保するためとか、いろいろちゃんとした理由があると思うけど、「楽しくて」っていう原人もいたんじゃないかなぁ。

広がる大地、後ろに流れる景色。頬に当たる風、木々の葉の臭い。太陽をつかむように両手をあげて。満月をぼんやり眺めて。朝日に照らされた地平線の向こうが気になって。

全部理詰めで行動したんじゃなくて、「なんかやりたくって」で動いてたと思うと、僕らの祖先も同じ人間なんだよなぁとなんか親しみがわく。
 

同じ色と形をつなげるボードゲーム「Qwirkle(クワークル)」が面白かった

昨日「色と形」で整理する、僕のiPhoneホーム画面なんて記事を書いたばかりですが、また「同じ色と形」の話題。

先日「Qwirkle(クワークル)」というボードゲームで遊んだんですが、これがまぁ、かなり面白かったんでご紹介です。

6種類の色、6種類の形が描かれた木の駒が108個。最初に1個だけ場に置いて、これに手持ちの駒から「同じ色もしくは同じ形」の駒をどんどん繋げていきます。縦横自由につなげていくので、写真のように盤面はどんどんカラフルに。

駒を置いた時に同じ並びにある駒の数が点数となって、もし直線6枚の並びを作れたら「クワークル」でボーナス点。最後に一番点数が高い人が勝者です。

直線上に配置できれば一度に何枚だしてもOKだったり、最初に手持ちの駒を使い切った人にボーナス点があったりして、逆転につぐ逆転で「もう一回やろ!」ってなります。このバランスが絶妙。

娘四歳も駒を配ったり「ここおいてー!」とか盛り上がってました。「星印は強い」とか勝手にルール作ってました。駒が木製なので、子供には普通に積み木として遊べそうです。

まさに子供から大人まで遊べたので、機会がありましたらぜひどうぞ。

※参考:ゲーム紹介:クワークル / Qwirkle 高円寺0分すごろくや

ほほえみじゃない国、日本

20120116-112028.jpg

「ほほえみの国、タイ」

タイのキャッチフレーズである。微笑みの国。みんな穏やかでやさしそうな感じ。いいなぁ。日本にもこういうの欲しい。

おこのみの国、日本

粉モンは大阪やで!的なアピール

ひとなみの国、日本

可もなく不可もなく。

しがらみの国、日本

そうだけど。

ざわたみの国、日本

坐・和民。

はしのえみの国、日本

あの姫さまが!?日本を!?
 

よくわからなくなってきたので、円高に負けるな!と、とりあえず意味無く大声をあげておく。
 

「近代五種競技」がバラエティの企画っぽい

20120116-112607.jpg

2012年はオリンピックイヤー。種目に「近代五種」という競技がある。

なんか五種類の競技を一人でやるんだっけ、というぐらいしか知らなかったんだけど、この五種類の競技を1日でやるらしい。

・フェンシング
・馬術
・水泳
・射撃
・ランニング

見事にバラバラ。これ1日でやるのか。バラエティの企画がやることだ。スターにしきのあたりで。

もういっそ、「近代バラエティ五種」競技を作ったらどうだろう。局の垣根を越えて、いろんな企画を1日で全部やるの。

・逃走中
・大喜利
・赤坂二丁目ミニマラソン
・全部当てるまで帰れま10
・SASUKE

ハンターから逃げ切って、座布団10枚たまった人からワイナイナと心臓破りの坂を走り、徹夜でお腹いっぱいの後にローリング丸太。

でも結局スターにしきのあたりでやることになると思う。

本当はすごい「あったか〜い」

20120112-181523.jpg

「あったか~い」を考えた人は、もっと讃えられるべきだと思う。

自動販売機で温かい飲み物を表す「あったか~い」というラベル。この、「か~い」の部分に疑問やツッコミをいれたり、そのツッコミに共感したりした人はかなりいると思う。「なまあたたか~い」など、ボケの土台にもちょくちょくなっている。「ぬる〜い」とか。

これが例えば「あたたかい」だったら、ここまで注目されなかったと思う。「ホット」ならなおさら。

でも、誰だか知らないけれど、「あたたかい」を「あったか~い」にすることで、人々がツッコむ隙を作った人がいる。

本来はそんな隙、作る必要はない。でも結果、「あったか~い = 自動販売機」という刷り込みが生まれる。「か~い」の部分が広告としての役割を担ったともいえる。

隙を作ることで、人の記憶に残る。

これ、いろんなことに応用が効くような気がする。「じゃんけんでセンター決めんの!?」「140字しか書けないの!?」「松嶋菜々子が真顔でなんでもやってのける!?」などなど。

注意すべきは、あくまで「隙」でなければならないこと。「谷」レベルまで空けると空回りしてしまう。狭すぎず、広すぎず。「隙」の微調整が成功のカギを握っている。

「あったか~い」を考えた人は、もっと讃えられるべきだと思う。