細かすぎる織田裕二のモノマネ

いまや織田裕二のモノマネと言えば山本高広である。

世界陸上や踊る大捜査線の織田裕二の真似で笑いを取る彼をテレビで見るたびに、もっとマニアックな織田裕二が見たいなぁと思う。87年に『湘南爆走族』でデビューして20年余り、織田裕二のアーカイブは相当たまっているはずなのだ。

・ドラマ「予備校ブギ」で、緒形直人が試験を受けている最中、怪獣の着ぐるみを着て応援に駆けつけるも、警備員に取り押さえられる織田裕二。
・映画「就職戦線異状なし」で、坂上忍から六本木のディスコに誘われたときの織田裕二のリアクション。
・映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の主人公マーティの吹き替えで、ドク役の三宅裕司とぎこちなく絡む織田裕二。

本当に細かすぎて伝わらないモノマネとはこういうことを言うのだと思う。

釣りバカ日誌セカンドライフ

テレビを見ていて、なんかのきっかけで西田敏行が60歳であることを知った(1947年11月4日生)

釣りバカ日誌で万年ヒラ社員を演じている西田敏行だけども、ということはもう定年なんじゃないか。どうするんだ。セカンドライフも釣り三昧なのか。

そういえば谷啓(65)が課長役だったはずだが…と思って調べてみたら、いまは谷啓は次長に昇進して、益岡徹(52)が課長になっているらしい。三國連太郎も85歳で会長である。20年も続くといろんなところで年齢がいっぱいいっぱいだ。

こうなると「ヤング釣りバカ日誌」とか「釣りバカ日誌エピソード1」とかの登場が現実味を帯びてくるのではないか。そしてそれを上島竜平が狙っているのではないか。佐藤浩市にオファーがきたら受けるのか。そんな二人の珍道中は松竹の興行的にどうなのか。興味はつきない。

「いくらだと思います?」と聞かれたら

テレビの情報系バラエティーなんかで、新聞記事やフリップの一部が隠してあって、そこにはなんかの金額が入るんだけどすぐに行かずに、「いくらだと思います?」なんてゲストに質問をちょっと振る場面がたまにある。

で、そこでゲストが「50億!」「100億!」とかいい加減に言って、「正解は…2億円でした」ってなって、ホントはすごい高額なのになんか「ふーん」って空気になる時がある。こんなときテレビの前で、もう!と身悶えてしまう。

製作側としては、ここで視聴者に金額を想像させて、でも実際は想像よりも遥かに高額で、えービックリ!なんでなんで?とひきつける効果を狙っているとはずなのに、これが台無しなのだ。「知っとこ!」で松島尚美が、「アッコにおまかせ!」で勝俣州和あたりがやりがちなのだ。2000円とか言っておけばいいのに、と思う。

それはそれとして、もっと問題なのは初対面の女性に「私いくつだと思います?」と問われた時のソリューションだ。高すぎても、低すぎても、当てにいってもNGだ。状況を的確に判断し、常にちょっと低めを狙わねばならない。そんなイチローの打席みたいなことできない。いったいどうしたらいいのだ。

叩かれるワンセグ

電車に乗っていたら、ケータイをバシバシ叩いている女子を見た。

左手に開いたケータイを持ち、右手でバシバシ叩いてる。なにごと、と思ったら、ケータイからは長いアンテナが伸びており、どうもワンセグを見ようとしているらしい。横から角度を変えながら、険しい表情でバシバシ叩いてる。まさか、映らないのか?

「テレビが映らなくなったら叩く」という昭和のライフハックが、こんな形で現代に蘇るなんて。そんなののび太のママがやることではないか。

結局デジタルもアナログも習慣には全然影響ないのかもしれない。電話の向こうにお辞儀したり、電波が弱いとケータイ振ってみたりするのだ。そしてのび太のママがワンセグを持ったらやはりケータイを叩くだろうとも思う。
 

セカンドライフ

ハートフォード生命のテレビCMが気になってしかたがありません。

(草原の中で歌いだす氷川きよし)

♪ランラララ~

セカンドライフを~

応援、します~

どうしてもこっちのSecound Lifeに思えてしかたがありません。前評判の割りに不人気だったりで大変らしいSecound Life。そこに立ち上がる氷川きよし。なぜ氷川きよし。

仮想世界に降り立つ表面ゴツゴツの氷川きよし。鳴り止まぬズンドコ節。