もし卒業式に尾崎が紛れ込んだら

男子「僕たち」
女子「私たちは」
尾崎「この支配から」
全員 \卒業します!/

男子「期待に胸をふくらませて」
女子「桜が舞い散る校門をくぐった」
尾崎「逆らい続け、あがき続けた」
全員 \入学式!/

男子「クラス全員一致団結して」
女子「仲間と協力することの大切さを学んだ」
尾崎「行儀よく真面目なんてくそくらえと思った」
全員 \運動会!/

男子「自分たちで計画をたてて」
女子「奈良・京都を二泊三日で巡った」
尾崎「うんざりしながらそれでも過ごした」
全員 \修学旅行!/

男子「クラス展示に、みんな工夫して協力し」
女子「成功を願い遅くまで準備にあけくれた」
尾崎「夜の校舎窓ガラス壊してまわった」
全員 \文化祭!/

男子「在校生の皆さん、この学校の伝統を皆さんに託します」
女子「この学校の生徒であることを誇りにして」
尾崎「信じられぬ大人との争いの中で」
全員 \がんばってください!/

男子「私たちが今日という日を迎えられたのも」
女子「周りの方々の支えがあったからです」
尾崎「先生こと、かよわき大人の代弁者よ」
全員 \ありがとうございました!/

男子「最後に先生方、在校生のみなさん」
女子「いつまでもお元気でご活躍下さい」
尾崎「あと何度自分自身 卒業すれば」
男子「さようなら」
女子「さようなら」
尾崎「本当の自分に たどりつけるのだろう」
全員 \さようなら!/

十七歳の地図

2,000円
(2013.09.06時点)
posted with ポチレバ

警部!バラバラ殺人です!

absmiddle「ルパンです!」
absmiddle「ホームズです!」
absmiddleabsmiddle「「ルパン対ホームズです!」」
absmiddle「久しぶりですね」
absmiddle「久しぶりですね」
absmiddle「あ、お客さん、西日暮里から来たでしょ。なぁに簡単なことです…」
absmiddle「どうしてわかったんだホームズ!」
absmiddle「なんてね」
absmiddle「なんてねじゃないよ」
absmiddle「いやぁ、最近怖いことが多いね」
absmiddle「多いね」
absmiddle「怖いことといったらバラバラ殺人ね」
absmiddle「あー怖いね」
absmiddle「解決できませんからね」
absmiddle「しなさいよ」
absmiddle「難しいんだよ」
absmiddle「知らないよ。あんた専門でしょうよ」
absmiddle「じゃぁ、君、捜査するほうやってみなさいよ。僕は部下やるから」
absmiddle「あぁーいいよいいよ」

absmiddle「警部!山中でバラバラ殺人です!」
absmiddle「なんだと!?被害者の特徴は?」
absmiddle「シャネルのサングラス、ダイソーのピアス、ユニクロのニット、 NATURAL BEAUTY BASICのブラウス、Paul Smithのトランクス、コナカのパンツ、福助の足袋、頭髪はアデランスです」
absmiddle「見事にバラバラだな…って、こら」
absmiddle「アデランスにブラウスだなんて…!」
absmiddle「怖がるとこおかしいだろ。バラバラ殺人でしょ。そういう意味のバラバラじゃないから」
absmiddle「ごめんごめん。もう1回」
absmiddle「頼むよ」

absmiddle「警部!住宅地で一家バラバラ殺人です!」
absmiddle「なんだと!?被害者の特徴は?」
absmiddle「父親が絞殺、母親が刺殺、長男が撲殺、長女が毒殺、祖母が風呂場で溺死しており、奥の部屋で祖父が餓死しています!」
absmiddle「見事にバラバラだな…って、おいおい」
absmiddle「犯人はこの中にいる!」
absmiddle「みんな死んでんじゃん。っていうか祖父の餓死だけおかしいだろ」
absmiddle「まぁ…祖父は別の被害者だったというわけでね…」
absmiddle「ただでさえ怖いのにもっと怖いこと混ぜてくるんじゃないよ」
absmiddle「ごめんごめん。もう1回」
absmiddle「頼むよ」

absmiddle「警部!住宅地でバラバラ殺人です!」
absmiddle「またか!被害者の特徴は?」
absmiddle「キリンが逆立ちしたピアス、ユニオンジャックのランニング、テディベアのぬいぐるみ、中国生まれの黒い靴、シャガールみたいな青い夜、あの日芽生えた恋心ー、♪大好きだったけど~」
absmiddle「彼女がーいたーなんてー」
absmiddle「大好きだったけどー」
absmiddle「最後のープレーゼントー」
absmiddle「バイバイマイスイートダーーリン」
absmiddle「もう、さよならさせてもらうわ」
absmiddle「どうもありがと」
 

もしサザエさんの世界にtwitterがあったら

 
「磯野く~ん、フォローありがとう~」
「なんのこと?」
「さっきフォローしてくれたじゃな~い。あれアタシよ、アタシ」
「えぇっ!なんで花沢さんのアカウントがkaoriなのさ!」
「なによ!何か文句でもあるの!」
「いや、別に…」
「リムーブしたらただじゃおかないからね!」
「まいったなぁ…」

~~~

「アッハッハ、そりゃカツオくん、それはいっぱい食わされたねぇ」
「笑い事じゃないよマスオ兄さん!花沢さん、僕の発言を全部RTするんだ。毎日DMも来るし、もう、たまったもんじゃないよ」
「だいたいお前がフォロワー増やしに躍起になっとるからそういうことになるんだ。そんな暇があったらブログを更新したらどうだ」
「父さん…」

~~~

「あらー花沢さん」
「あ、磯野くんのお姉さん。」
「この前のあれ、どうなったかしら」
「もう効果抜群。磯野くん、すっかりpostしなくなって」
「うふふ、これで少しは懲りたかしら。私の昼寝姿をtwitpicに上げた罰よぉ」
「あっはっは、『昼寝なう』ですよねぇ」
「やだ!花沢さんも見たの!」
「だってバズってたんですもの~」
「もう~カツオめ~」

~~~

「おい磯野、僕のiPhoneで何するんだよ」
「シーッ!静かに。僕のガラケーじゃustreamできないんだよ」
「何を流すのさ」
「姉さんが財布を忘れて買い物に出かけたんだ。これはダダ漏れのチャンスだぞぉ」
「そんなことしたら怒られるじゃないか」
「だって、姉さんと花沢さんは裏で繋がってたんだぞ。リプ返ししまくってるんだ。あの二人の仕業でこっちはいい迷惑だよ。これは男のプライドの問題なんだ」
「ならいいけどさ…」
「カツオにいちゃん、サブ垢でなにやってるですかー」
「タ、タラちゃん!」

~~~

「バカモーン!」
「ヒイッ」
「姉の醜態をustで全世界に流そうとは言語道断!」
「そうよそうよ!」
「サザエもサザエだ。イマココ!なんて打つから居場所を特定されるんだ」
「…ごめんなさい」
「お、もうこんな時間か…『よるほー。だう』、と」
「「お父さん!!」」

~~~

さぁーて、来週のサザエさんは?
「フネです。先日おかるさんをフォローしたのですが、フォローを返してくれないんです。お洗濯のたびに塀越しに話はするんですが、なかなか言い出せなくて。ブロックしたほうがお互いいいのかしら。
さて次回は、
 ・我が家の修造
 ・フォローする人される人
 ・ワカメ、素直になれなくて
の3本です。」

来週もまた、見てくださいね~。ジャンケンポン!うふふ…。
 

シンデレラ

「シンデレラがさ」
「うん」
「12時になる前に、お城から急いで帰ったのは、なんでか知ってる?」
「まほうがとけちゃうから!」
「そうだね。でも、もう1つ理由があるんだよ」
「なぁに?」
「エイプリルフールが終わるから」
「?」
「嘘をついて王子様を騙してもいい日が、終わっちゃうからなんだよ」
「そうなんだー。うそはだめだよねー」
「だめだよね」
「おやすみなさーい」
「おやすみ」

「寝たよ」
「お疲れ様。さっきの話、ほんとう?」
「ごめん、お姫様を騙していい日だったから」
「うそはだめだよねー」
「だめだよね」

嘘発見コンビニエンスストア

 
「いらっしゃいませ」
「そこのマイルドセブンください」
「かしこまりました。それではこちらの機械に右手をかざしていただけますか」
「は?」
「こちらの機械の手の形に右手合わせていただいて」
「はぁ…」
「全ての質問に『いいえ』でお答え下さい」
「え?」
「よろしいでしょうか?」
「い、いいえ」
「あ、まだ『いいえ』は結構です」
「あ…はい…なにこれ?」
「それでは始めます。年齢は20歳以上ですか」
「いいえ」
「駐車券はお持ちですか?」
「いいえ」
「袋はご利用になりますか?」
「いいえ」
「レシートはご入用ですか?」
「いいえ」
「温めますか?」
「いいえ。タバコ温めないでよ」
「お箸はお入れしますか?」
「いいえ。」
「スプーンはお入れしますか?」
「いいえ。」
「フォークはお入れし」
「いいえ!」
「ご一緒に、からあげクンはいかがですか?」
「いいえ。あれ?ここローソン?」
「……いいえ」
「違うんじゃねぇかよ」
「当店のポイントカードをお持ちですか?」
「いいえ」
「今なら入会金0円でクレジット機能が付いたカードが」
「いいえ」
「100円につき1ポイントつきまして」
「いいえ!」
「入会、なさらないんですか?」
「いいえ!あれ?いや、しないよ。入会しない!」
「T-POINTカードお持ちですか?」
「いいえ…っていうかT-POINT使えんならまとめろよ、おまえんとこのカード」
「……いいえ」
「頑固だな」
「年齢は5歳以上ですか」
「いいえ。見りゃわかんだろ」
「お支払は、現金ですよねぇ?」
「いいえ。なんかバカにしてるだろ」
「あなたは森の中を歩いています。一番最初に出会った動物はなんですか?」
「いいえ。あのさ、質問おかしくない?」
「それより僕と踊りませんか?」
「いいえ!もうなんだよ!」
「これで全ての質問は終了です。」
「いいえ!」
「あ、もう『いいえ』は結構です」
「……」
「えー、はい、結果が出ました。何点かの嘘を検出いたしました。」
「あ、そう…」
「それではこちらスプーンと、からあげクンと、カードの入会申込書になります」
「いらないよ!タバコよこせ!」
「そしてこれよりダンスタイムでーす」
「いいえ!いいえー!」
「Yeah!Yeahー!」