ハートフル・コンタクトレンズ

以前、「視力がよいのでコンタクトレンズのチラシは必要ないのだが、そのことをチラシ配りの人にそれとなく伝えたい」という話を書いた。

先日、街を歩いている時にコンタクトレンズのチラシ配りの人に遭遇。勇気をもって、そして、申し分なさもニュアンスに含ませて、「裸眼なので…」と言ってちゃんと断ってみた。

ノーリアクションだった。

考えてみれば、コンタクトレンズを売る側からすればそんなことは関係ないのだった。ただの自己満足であった。自分は何を期待していたのだろう。お恥ずかしい話である。

とは言え、裸眼(両目視力1.0)の自分にコンタクトレンズを売られても困ってしまう。目になんかいれるのは怖い。

妻に贈るとか?

「ただいま。ケーキ買ってきたよ」
「あら、めずらしい」
「あ、いいよ、僕が切るから…はい。」
「ありがとう。いただきます…(ガリッ)…え、これって…」
「いつも…ありがとう」
「あなた…」

みたいなことだろうか。

「鏡の中の君の顔が、僕が見ている君の顔のように、はっきりと美しく見えるようにと思って」

そんなハートフルストーリー。

でも「ガリッ」の時点でレンズがもうダメになっている気がする。

マイムマイムで舞う夢

「ダンス練習場 舞夢」という看板を見かけた。

舞う夢と書いて、たぶん読み方はマイムだと思う。でも「マイム」で「ダンス」だとマイムマイムしか浮かばない。

マイムマイムが出来ない人ばかり集まったらどうしよう。

確かにあのレベルのステップができないとなると、こりゃぁ運動の神経がどうかと思われるそう。この危険を回避するのは難しい。「マイムマイムできないの!?」と大人になってから言われるのはやはり恥ずかしい。部下に示しがつかないミドルもいるだろう。

知り合いの誰にも見られず、そして熟練者による的確な指摘とフィードバックが得られる練習場があれば申し分ない。同士が集まり、一つの目標に向かうことによりモチベーションの持続も期待できるだろう。ここでマスターしておけば突然のキャンプファイヤーのお誘いにも動じずに済む。取って付けたような理由をつけて断っていた日々とさよならだ。「昨日ムーンウォークをやりすぎてしまって右足首が…」とか嘘つかないでよくなる。そもそもムーンウォークもできない。

鏡の前に並ぶ生徒たち。親に付き添われた中学生から主婦、中高年、お年寄りまで年代は様々。基本のステップをおさらいした後、手をつないで輪になりましょう、と先生(大澄賢也似)に指示され、ハニカみながら隣人と手をつなぐ生徒たち。初対面の人と手をつないでいる姿が鏡にうつっているのはなんとなく照れくさい。

それから延々と鳴り続けるマイムマイム。生徒の輪の中央で手拍子する先生。おさらいした基本ステップは、最初こそ足並みが乱れたが段々揃ってきた。曲調が変わる。見せ場だ。マイムマイムマイムマイム…中央に集まりながら、たどたどしくセッセッセ!と叫ぶ一堂。

「違う!セッセッセじゃない!BESASSON!もう一回!」

元はイスラエル民謡のマイムマイム。先生の発音が良すぎてBESASSONってなんだかわからない。もう一周、ダメ出し、もう一周…。

マイムマイムの道は厳しい。舞う夢を見た後は、体は寝汗でビショビショだと思う。

力士テレフォンショッキング

笑っていいとも!のテレフォンショッキング、千代大海→九重親方と続いていた力士リレーも、まさかの綾小路きみまろへの紹介で幕を下ろした。

もし力士だけでテレフォンショッキングを回していったらと考えてしまう。

少なくとも二年は固いと思う。力士の顔写真だけで埋まる舞台左のカレンダー。後援会からの花輪とドラえもん電報。あまり相撲に詳しくなかったタモリも、どんどん相撲トークができるようになっていく。

「すごかったねぇ、昨日の寄りきり。」
「マゲ、結った?」
「塩ちゃんこはね、柚コショウで食うとね、これがうまいんだよ。」

客席との掛け合いも「白鵬が勝ち越しましたね」「そーですね」だ。100分の1アンケートでは永谷園から懸賞がでるかもしれない。

たまにやくみつるやデーモン木暮が挟まるが、やっぱりまた力士に戻る。

そのうち他のコーナーにも相撲のかげがちらつくようになる。曜日対抗いいとも選手権で、力士の着ぐるみでピンポン玉をリレーしたりし始める。笑っていいともは完全に相撲番組にシフトしていく。

内館牧子が木曜レギュラーになったらその時が来たと確信すると思う。

日村とサンシャインとベニーランド

世の中の「木村」を「日村」に置き換えて、バナナマン日村の顔を思い浮かべると、なんだか面白くなりそうだと思って考えていた。

・日村拓哉
・日村カエラ
・日村庄之助(行司の最高位)

日村の顔で「ちょ、待てよ」、日村の顔で紅白出場、日村の顔で結びの大一番…。

あと「サンシャイン」から「サン」を取って「シャイン」を「社員」に変換すると、いろいろとおかしな事になる。

・社員60
・エターナル社員
・スーパーマリオ社員
・社員牧場

社員牧場は普通に嫌だ。まさに社畜だ。

隙あらばこんなおかしな変換ばかり浮かんで始末におえません。

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なんにも関係ないですが見つけてしまったので貼っておきます。宮城県のソウルミュージックをお聞きください。

ちなみに元ネタのCMはこちら。八木山ベニーランド。(まさかの.comドメイン)

あぁ、高校生のとき、ホント人数合わせってだけでトリプルデートしたなぁ。女子の思惑では本当にくっつけたいのが一組だけで、他二組はダミー。幹事役の女子(彼氏持ち)と二人で観覧車に乗りながら、「あいつらどうなってる?」とか隣のゴンドラの様子を伺ったりしたなぁ。

♪ヤンヤンヤヤー(遠い目)

背が高すぎる会社

社内イジメを題材にしたフジの新ドラマ、『泣かないと決めた日』のキャストの身長がみんな大きすぎる。

榮倉奈々:170cm
藤木直人:180cm
片瀬那奈:172cm
杏:177cm
木村佳乃:169cm
五十嵐隼士:176cm
段田安則:170cm

これがみんな同じ会社にいる。部長役の段田安則まで以外にも170cmある。170cmより下でも有坂来瞳(162cm)、紺野まひる(160cm)と、一般的な女性の平均より高い。そして違う会社には要潤(185cm)までいる。どんだけだ。

もう遠近感がおかしくなりそうな予感。オフィスの備品とかも、大きいホッチキスなんじゃないか。使われる用紙もA3で、PCのモニタも22インチくらいで、給湯室にあるのは急須じゃなくてヤカンで、社食のカレーも全部大盛り、名刺はB5だ。

榮倉奈々はA4とA3とA2が入り交じった会議資料を500部コピーしろ、とかいうイジメにあうんだと思う。