- 著者/訳者:菅 広文
- 出版社:講談社( 2008-10-30 )
- 単行本:194 ページ
- ISBN-10 : 4062150182
- ISBN-13 : 9784062150187
- 定価:¥ 1,470
こうして宇治原の「京大に入るための戦い」が始まった。
芸人になるために。
こうして僕の「宇治原を正気に戻させない戦い」が始まった。
芸人になるために。
京大出身芸人ロザン宇治原。の、相方、菅が「芸人になるために宇治原を京大に入れる」ために奮闘(?)した高校時代を綴った自叙伝。(ロザンについてはWikipedia参照のこと)
いまやインテリ芸能人としてクイズ番組に出まくっている宇治原が、「高性能勉強ロボ」だった時代を横槍入れまくりでいじりまくり。恐らく昔あったオモロいこととしてネタでしゃべってる”すべらない話”をあちこちに挟んでいるため、いちいち面白くて楽しい。父親と姉が全く同じ顔の宇治原、北海道の修学旅行で半そで短パンの私服で登場しガクブルの宇治原、センター試験の最中に失神して保健室に運ばれる宇治原…。
宇治原いじりも面白いけど、勉強方法について触れてるのもなかなか興味深い。歴史を時代ごとに覚えない、数学は暗記中心、国語は基本的に勉強しない、などなど。んなアホな、と突っ込んでいた菅が、浪人してしまったときに「できる人の意見には従う」というポリシーを得るまでとか、小さなドラゴン桜としての側面もあり。
高校を卒業してからは芸人になるまでを駆け足で書いているのだけど、アホアホな高校時代の話がやっぱり面白いので、芸人への道というより青春小説としてのスタンスで書かれたらもっと面白かったかもとか思ったり。二人の仲がとてもいいので、読んでて気持ちがほっこりする場面もあるし。続編が出たらまた読んでみたいなぁ。
おまけリンク。ロザンのちょっといい話。菅がいい人すぎる…。
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菅広文『京大芸人』
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