田舎の刑事の趣味とお仕事 (ミステリ・フロンティア)

  • 著者/訳者:滝田 務雄
  • 出版社:東京創元社( 2007-08 )
  • 単行本:236 ページ
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まさにタイトルどおりのユーモアミステリ短編集。「田舎」がこの作品のコア。起こる事件もわさび泥棒だったりトーテムポール損壊だったりする。そこに来て、ほとんどマトモが人がいない所轄の刑事たちが右往左往。

ちいさなクスグリが随所にあるのも楽しい。加えて、田舎ならではの事件や真相というのが面白い。 わかりやすい例で言えば「田舎の刑事のウサギと猛毒」 における”毒”の隠し場所なんて、田舎の人にはお馴染みだけども都会育ちの人には見たこともないものだろうし、 「田舎の刑事の危機とリベンジ」のコンビニ立てこもり事件は都会のコンビニだと目撃者多数で成立しないんじゃないかと思う。

ユーモア+田舎で、オンリーワンになれるかもしれないシリーズじゃないなぁ。警察署内のノンキなやりとりも、後半につれ興に乗ってきた感じなので、執筆中とウワサの二作目でもっとこなれた感じになるかも。こっそり注目することにします。

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