P.G. ウッドハウス Pelham Grenville Wodehouse 森村 たまき
国書刊行会 (2005/02)
売り上げランキング: 107472
国書刊行会 (2005/02)
売り上げランキング: 107472
「参ったなぁ、ジーヴス。いったい君の知らないことはあるのか?」
「申し上げかねます」
主人のバーティーには表向き従順で、どんな揉め事も手際よく解決、でもファッションセンスは譲れない、至上最高執事『比類なきジーヴス』。おもしろいなぁ。語り手は主人のバーティーなんだけど、知的な語り口にみせて中身はおバカなのがたまらん。バカシブ。どんなブサイクにも恋をする友人のビンゴも頭悪すぎ。
だからってバカ一直線に落ちるとたぶんつまらないんだろうなぁ。一線ぎりぎりで踏みとどまる危うさはまさに曲芸師。パターンが一定なのが難と言えば難だけど、新聞の四コマみたいなゆるいマンネリ感まで到達すると味が出てきます。
- 次の記事 : 西澤保彦『フェティッシュ』
- 前の記事 : 山田 浩子 ほぼ日刊イトイ新聞『ほぼ日手帳の秘密―10万人が使って、10万人がつくる手帳』 -->
- 関連する記事 :
- 関連するかもしれない書籍


やってる人 : INO