ハイスペックおとうさんスイッチ

娘四歳がおとうさんスイッチを作った。

「おとうさんスイッチ」をご存知ない方に説明しますと、Eテレ「ピタゴラスイッチ」のワンコーナーであり、

空き箱に五十音のいずれかの行の文字5つが書かれた手作りの「おとうさんスイッチ」を子供が押し、おとうさん(2004年以降は祖父・ひいおじいちゃんの場合もあり)がその文字からはじまる動きをするというコーナー。
ピタゴラスイッチ – Wikipedia

Wikipediaを引用したらすごく固くなった。とにかくそういうコーナーである。

この時点で冒頭の写真と説明が合っていないのにお気づきだろうか。ひらがなが10個ある。従来の装置の2倍の性能を持った装置を軽々と(軽々しく)生み出してしまった娘。

操縦側が2倍の性能を持ったということは、操縦される側も2倍の性能を持たねばならぬわけで、父親は「あ」から「こ」まで2倍の働きをし、しかも同じボタンに対し同じ動作をすると「それさっきやったー」と操縦者から不満の声があがる始末。2倍以上のハイスペック…。

このままおとうさんスイッチの高性能化が進んでしまったらどんな機能がついてしまうのだろう。

・dボタン

・一時停止ボタン

・スリープからの復帰(寝てると起こされる)

・ホームボタン(いつでもホームに戻る)

・「おとうさんスイッチ、ゑ!」

「ゑ」の答えなら大丈夫。「ヱビスビールを飲む」でいける。仕方ないなぁーヱビスを買わないとなぁー。
 

Amazonの箱でテレビを作ってあげた

最近、娘四歳がお天気お姉さんごっこをするので、こんなのを作ってあげた。

Amazonのダンボールの蓋と底を内側に折りこんで、丈夫な枠を作った。これで「テレビ」。Amazon製。

「テレビ作ったよ」と渡すと、すぐにわかったようで、顔に枠をあてて「あしたのてんきは、はれです!」と嬉しそうにお姉さんをはじめる娘四歳。

パパにニュースを読ませたり、ままごとをやって料理番組にしたり、あげくお尻にあてて「おしりテレビ~」とか娘四歳は散々遊び倒して、やがてテレビは床に放置された。

そこを息子一歳がハイハイで通り抜けた。

息子一歳、テレビから出てきた。

完全に「リング」。

息子一歳、ニコニコしてたけど、もししゃべれたら通り抜けたあとに「って、わしゃ貞子か!」って言ってると思う。

子供を撮影する時に便利なiPhoneアプリまとめ

 
iPhone4を入手して1年近く。カメラ機能が高性能なので、すっかりデジカメを持つ機会が減ってしまいました。撮影や加工のアプリも楽しくていろいろ遊んでしまいます。

それでも難しいのは子供を撮影するとき。とにかくじっとしていない、ポーズを取っても数秒しかもたない、突然面白い動きをするも「今のもう一回やって!」と頼んでもやらない…。

それでもその姿を記録しておきたい親心。というわけで今回はそんな時に役立つiPhoneアプリをまとめてみました。

動きまわる子供を撮る

「並んで!」「じっとして!」と言っても全然言うことを効かない子供たち。ブレる、やり直す、ブレる、やり直す、どっか行っている…、

そんなわけで撮影側には「素早いカメラ起動」と「連射機能」があるといい感じです。シャッターボタンを探して押すのももどかしいので「全画面シャッター(画面のどこを押してもシャッターがきれる)」も必須。サッと起動できて、パパパっと連射して後からいいショットを選ぶのです。これを満たすのが「OneCam」と「プロカメラ」

ProCamera

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「OneCam」は起動の速さ、連射共に備えたカメラアプリ。静音シャッターも備え、まさに手軽に子供を撮るにはうってつけ。近頃頻繁にバージョンアップを重ねています。

しかし「OneCam」は手軽な代わりに解像度が低いのが弱点。「プロカメラ」は起動こそ重いのですが、一度起動さえしてしまえば次からは素早く立ち上がります。高解像度での連射にも対応、露出とフォーカスを別々に設定可能、さらに撮影後の補正・リサイズ・加工もできるという、これ一つで「プロ」の名に恥じない作り。

やっぱり子供の写真は高解像度で残したいので、僕は「プロカメラ」のほうを愛用しています。
 

寝ている子供を撮る

子供が昼寝している顔はとても可愛いものです。でも「パシャ」と音を立てると何故か起きてしまうときがあります。あんなに遊んだあとパタリと寝たのになんでだ。

そんな時はiPhoneのスピーカー部分を押さえてシャッター音を出さないようにするのも一つの手です。iPhoneの下部には2つスピーカーっぽいところがあって、2つも押さえられないよ~と思いがちですが、実は左側は「マイク」なのです。右側がスピーカーなのでこちら側だけ押さえればOK。

もちろん先述の「OneCam」など静音シャッターのアプリを使うのも一つの手です。「微音カメラ」「静音シャッターカメラ」など、静音シャッターに特化したアプリもあります。
 

微音カメラ

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すばやく動画を撮りたい

突然面白い歌やダンスを踊りだし、もう一度とリクエストすると逆に照れてやらない子供たち。

これはっ!と思ってiPhoneを取り出すも、標準のカメラだと最初に静止画モードで立ち上がって、そこからビデオモードにして、なんだかしばらく待たされて、はい準備OK!と身構えると、既に子供はやりきった後だったりします。

こんな時にお役に立てるかもしれないのが「SuperFastCam」

SuperFastCam

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起動後すぐに動画撮影が始まります。「えっもう」って感じです。上のスクリーンショットみたいに突然UFOが出てきても大丈夫。

ただこのアプリ、縦の撮影しか対応してないんです…。DVDに焼いてテレビで観たい、というニーズに応えられない。ホントの非常時用に…まさかの瞬間のために…とカメラフォルダには入れております(UFOを追うのとあんまり変わらないです)
 

おわりに

毎日めまぐるしく成長しつづける子供たち。さっと記録できることで、その成長を少しでも残せますように。撮った写真を加工するのもまた楽しいですが、それはまた別の機会に。

うちの娘三歳作「ももたろう」

ある夜のこと。

娘三歳を寝かしつける際、いつも絵本を読んだり昔話をしたりしています。

その晩も、何のお話ししようかー、と迷っていたところ、娘三歳が突然「あたしがももたろうのおはなししてあげるー」と言ってきた。

というわけで皆様もお聞きください。うちの娘三歳で「ももたろう」

=====

むかしむかし、
おじいさんとおばあさんがすんでいました。
おじいさんとおばあさんのうしろに、
こわいオバケがきました。
おじいさんとおばあさんは
フライパンとおなべでオバケをやっつけました。
おしまい!

=====

終わり!?

桃でも太郎でもないけど終わり!?

桃から男など生まれない、自分の身は自分で守るしかないという教訓なのか。なんて現代っ子なのだ。

それでも今日も娘三歳は「アンパンマン、あたらしいかおよー!」とアンパンマンのぬいぐるみに別のアンパンマンの人形を投げています。ただの玉突き事故です。

関連リンク
お腹がよじれる!子供たちの創作おはなし集 サトシン監修『きいてね!おてて絵本』|イノミス

お父さんスクール

例えばこれから僕に息子が生まれたとする。

僕は小さい頃から運動オンチだった。野球やサッカーに全然興味がなかった。なので、物を遠くに投げるやり方を知らずに育ってしまった。中2のとき、ハンドボール投げで12mという記録をだし、「女子か!」と散々笑われた。バットでボールを打てず、キックベースですら三振したことがある。

そんな僕に息子ができたとする。

僕が子供の頃より、日本人アスリートは世界で活躍している。メジャーリーグで、ワールドカップで、ゴルフで、フィギュアスケートで、世界と戦う人々がいる。

で、いつか息子に言われる。

「お父さん、キャッチボールしよう」と。

インドア派では負けなしのお父さんも、途端に腰が重くなる。マリオじゃだめかな。小さい声でつぶやいてみるが、そんなことを提案してはいけないことはわかっている。外に出る。息子から渡されたボールを手に取る。行くぞ、と自分に言い聞かせ、投げたフォームは女投げ。父の威厳が音をたてて決壊する。

こんなお父さん、世の中に結構いるんじゃないかと思う。幼少期をファミコンと漫画とテレビで過ごしてしまったようなお父さん。

こんなお父さんを対象としたカルチャースクールを開いたら結構集まるんじゃないだろうか。

キャッチボール以前に、物の投げ方・受け取り方から教えてくれる。近くにはフワッと、遠くには思いっきり、そこそこのところにはそこそこの力で(これが一番難しい!)。もう初歩の初歩から教えてほしい。サッカー編や逆上がり編、フリースロー編やフリスビー編、キャンプ生活編もほしい。

先生は体育会系バリバリだと人の痛みがわからない可能性があるので、同じ境遇にいながらそれを克服した人がいい。僕もむかしそうだったんですよ、と休憩時間に話題にしてほしい。女子なら体育会系でも別に構わない。

あと子供にばれない様に時間は平日の夜がいい。最後にビールがほしい。酔っ払って帰ってきて、さもダメな感じを出しながら、実はちゃんと練習しているのだ。ニヤニヤしながら寝る。

あぁ、ホントにないかなぁ。