セレンディピティ（serendipity）とは、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値あるものを見つける能力のこと。

「Airendipity」は、そのセレンディピティを紙飛行機で実現するアプリ。

起動すると、画面にいくつもの紙飛行機が飛び回っている。

一つを指で捕まえると、紙飛行機が広がって、メッセージが出てくる。

地球上の誰かが、メッセージを紙飛行機に託して飛ばしているのだ。

紙飛行機の軌跡はマップで確認ができる。

紙飛行機はどこに飛んで行くかわからない。誰かが捕まえてもまた飛び続ける。先ほどのメッセージも、5ヶ月前に飛ばされたものだ。

自分も紙飛行機を飛ばしてみよう。右下の紙飛行機マークからいく。

ちなみに、紙飛行機を飛ばすのにサインインなどは必要ない。完全に匿名である。

飛ばす準備ができたら、指で上にスワイプして飛ばそう。

誰か拾ってくれるだろうか。パクリの文章でちょっと申し訳ない。

結婚式と笑っていいともの共通点。

「スマ報」は電報を再現するアプリ。しかも、高度成長期のころの電報だ。

「スマホで電報もどき」が合言葉。

入力欄に電報にしたい文章を入力して「電文確認」を押す。

いかにもな感じ電報ができあがる。

できあがった電報画像はメールで送ったりツイートできる。直接書けばいいのに二度手間である。

入力画面で「+」ボタンを押すと、定形文が入力できるのだが、妙にセンスが古い。

こんな電報ができてしまう。

人生で大事なことは、タイミングとC調と無責任。植木等が軽快に歌う。

こういうのを探していた。

「クロナン辞書」は、クロスワードを役立つ「部分一致」の単語検索ができるアプリ。

クロスワードやナンクロをやってると、単語の一部分だけわかって、ここにハマる文字はなんだ…？となる時がある。

「クロナン辞書」は文字の一部だけ伏せた状態で、当てはまる単語を検索してくれる。ひらがな約23万項目・漢字約19万項目を収録。

四字熟語も対応してくれる。

ちなみにリストを表示するだけで、単語の意味は教えてくれない。

白黒はっきりついていて、いさぎがよい。

「真実は、いつも1つ！」と眼鏡の少年は言っていた。でも実際はどうか。

「二つの真実」は、1つの出来事対して、相反する2つの視点から報じるニュースアプリ。

何を信じればいいかわからない世の中。ニュースの在り方も、多様な視点を意識すれば、偏ることも少なくなる。

一覧画面から見たいニュースを選択する。

上下に2つのニュースが現れる。出来事は1つなのに、2つの主張は真っ向から対立する。

賛成・反対に分かれて意見を表明するのはディベートのよう。そういう伝え方もあるのか、と、情報リテラシーの勉強にもなる。

Facebookでコメント欄が解放されているので、新たに3つ目の視点を提案し、議論することもできる。

ニュースの内容は独自で作成しているらしく、更新頻度が低いのがちょっと惜しい。

眼鏡の少年に教えておきたい。真実はいつも、1つか2つ。

見ていて飽きないものの一つに、間取り図がある。

「MADORI」は東京R不動産が提供する、間取り図を延々と眺められるアプリ。

間取り図を模したアイコンがいい感じ。

起動すると、すぐに間取りの一覧になる。どこにあるとか、最寄り駅とか、お構いなし。間取り。ただ間取り。

検索画面も、指定できる条件は間取りだけという潔さ。

物件の詳細を表示してみる。チラシをスキャンしているのか、画素が粗いのが惜しい。

さらに詳細な情報はサイトで確認できる。

ウソからはじまる恋もあるように、間取りからはじまる暮らしもあるのだと思う。