日曜の夜にコーチングの概念を導入

波平もちびまる子ちゃんのママもガミガミ叱りすぎだと思う。

日曜の18時台の定番「ちびまる子ちゃん」と「サザエさん」。あまりに定番なため、あぁ日曜が終わるなぁ明日会社だなぁとしょんぼりするキッカケになってしまう人もいる。その「しょんぼり」の要因にあの「ガミガミ」があるんじゃないだろか。

カツオもまる子も勉強はできるほうではない。低い点を取っては怒られる。怒られるんだけども、まる子!とかバカモン!とか怒鳴られることばかり。怒鳴るばかりではモチベーションは上がらない。

どちらも時代設定が古いので、今どきのコーチングの考え方を取り入れたらどうだろう。まず現状を知るためにインタビューから始めよう。
 

波平「成績が上がらないことについて原因はなんだろうか?」

波平「どうすれば野球と勉強の時間が確保できると思う?」

波平「最大の成果をあげるため、カツオ個人でできることはなんだろうか?」
 

あぁ!余計会社っぽくなる!やめだやめだ!バカモーン!バカモーン!
 

「アニメの実写化」に対向して「実写のアニメ化」はどうか

今に始まった話じゃないけど、近頃いろんなアニメが実写化されている。

原作がウケているという保証つきだから、映画にしてもウケるだろう、という感じで作られてると思うのだけど、そのたびに原作ファンからの悲鳴が聞こえる。こち亀とかドラマで大コケしたのに映画化して大コケしている。何がしたいのかよくわからない。

じゃぁ逆に、ドラマや映画のアニメ化も同じくらいしてしまうのはどうだろう。映画ファンもたまには悲鳴をあげてみてもいいと思う。

  • サザエさんっぽい画の「ローマの休日」
  • C-3POの声が大山のぶ代の「スターウォーズ」
  • 藤子不二雄Aっぽい「アメリ」
  • まんが日本昔ばなし調の「パイレーツ・オブ・カリビアン」

まんが日本昔ばなしカリビアンは、波が◎◎◎な感じで描いてあって、常田富士男ナレーションで「むかーし、むかし、ジャック・スパローという海賊が、おったでな~」から始まり、エンディングはもちろんおしりを出した子一等賞だ。

というか一周回ってハリウッドが「となりのトトロ実写化」とかしちゃいそうで怖い。やりかねん。
 
まんが日本昔ばなし DVD-BOX 第1集(5枚組)
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サザエさんのちゃぶ台シーンを法廷に置き換える

 
皆さん観ましたか?昨日のサザエさん。「裁かれるカツオ」(※参考:カツオが裁かれる|イノミス

内容は想像した物とは全然違い、「いつもイタズラばかりしているカツオが冤罪をかけられて憤慨する」という、もはや月一レベルで登場するお話でした。姉に慰謝料を請求してました。やれやれ。

それはそれで、ちょっと気がついたことが。

サザエさんでお馴染みのちゃぶ台を囲むシーン、人の配置っていつも決まってるじゃないですか。

————————-

      波平
ふね        
       □   マスオ
サザエ 

  タラオ カツオ ワカメ

————————-

この配置を裁判所に置き換えると、

被告  = カツオ
原告  = サザエ
検察  = ふね
弁護人 = マスオ
裁判長 = 波平

になってしまうんじゃないか。タラオとワカメは、うーん、まぁちょっとおいといてだ。

「カツオったらあんなことしたのよ!」と訴える原告、「お父さんからもなんとか言ってくださいよ」と糾弾する検察、「僕はカツオくんの気持ちもわかるなぁ」と弁護する弁護人、「僕はみんなのためを思って…!」と証言する被告人、「バカモーン!」と判決をくだす裁判長…。

あの配置は法廷を意識したものだったかもしれない。被告がノリスケになることもあるし。日曜18:30にまさかのリーガル・サスペンスだ。今後の展開から目が離せない。

しかし来週の予告は全然覚えていない。
 

カツオが裁かれる

 
昨日、サザエさんを見ていた。

たいていの人は全く頭に残らない「さぁーて、来週のサザエさんは?」という次回予告であるが、この日は違った。生まれてはじめて来週のサザエさんのうち1本のタイトルを覚えてしまった。

皆さん、来週5/15(日)18:30からのサザエさんの、二本目のタイトルはこれです。

「裁かれるカツオ」

耳で聞くだけだと鰹を刺身にするのかしら、ぐらいの響きだけども、どえらいことである。裁かれるのである。カツオが。磯野カツオに司法のメスが?いたずらの数々に遂に刑事罰が?どういうことなんだ?
 

それはなんでもない、いつもの光景だった。

空き地で野球をする子供たち。いがぐり頭の少年がホームランを打つ。チームメイトが盛り上がる中、グングン伸びる打球は空き地の隣家へ。ガシャン!と何かが割れる音がする。

いがぐり頭の少年が自ら謝りに(あるいはボールを取りに)その家を訪ねるが、いくら呼んでも家人が出てこない。

仕方なく裏庭に回ると、そこには倒れている老人の姿が!

傍らに転がるボールを拾い、半ばパニック状態でその場を立ち去ってしまう少年。

その日の夕方、夕飯の買い物から帰った家政婦により、老人の死が確認される。死因は頭部の強打よる脳挫傷。現場の足あとから、いがぐり頭の少年・磯野カツオが浮かび上がる。

カツオが勾留され、失意に沈む磯野家。しかし、弟の無実を信じるサザエはカツオの友人たちに聞き込みをし、現場をもう一度改める。すると、一つの矛盾が浮かび上がる。

ガシャン!と何かが割れた音がした筈なのに、窓も植木鉢も、何も壊れたものがない。

果たしてカツオの打球は人を殺めてしまったのか?それとも真犯人は別に存在するのか?裁判員たちが下す判決は?少年法が問いかける現代社会の歪みとは?

次回、「裁かれるカツオ」
 

来週もまた、見てくださいねー。ジャンケンポン!
 

もしサザエさんの世界にtwitterがあったら

 
「磯野く~ん、フォローありがとう~」
「なんのこと?」
「さっきフォローしてくれたじゃな~い。あれアタシよ、アタシ」
「えぇっ!なんで花沢さんのアカウントがkaoriなのさ!」
「なによ!何か文句でもあるの!」
「いや、別に…」
「リムーブしたらただじゃおかないからね!」
「まいったなぁ…」

~~~

「アッハッハ、そりゃカツオくん、それはいっぱい食わされたねぇ」
「笑い事じゃないよマスオ兄さん!花沢さん、僕の発言を全部RTするんだ。毎日DMも来るし、もう、たまったもんじゃないよ」
「だいたいお前がフォロワー増やしに躍起になっとるからそういうことになるんだ。そんな暇があったらブログを更新したらどうだ」
「父さん…」

~~~

「あらー花沢さん」
「あ、磯野くんのお姉さん。」
「この前のあれ、どうなったかしら」
「もう効果抜群。磯野くん、すっかりpostしなくなって」
「うふふ、これで少しは懲りたかしら。私の昼寝姿をtwitpicに上げた罰よぉ」
「あっはっは、『昼寝なう』ですよねぇ」
「やだ!花沢さんも見たの!」
「だってバズってたんですもの~」
「もう~カツオめ~」

~~~

「おい磯野、僕のiPhoneで何するんだよ」
「シーッ!静かに。僕のガラケーじゃustreamできないんだよ」
「何を流すのさ」
「姉さんが財布を忘れて買い物に出かけたんだ。これはダダ漏れのチャンスだぞぉ」
「そんなことしたら怒られるじゃないか」
「だって、姉さんと花沢さんは裏で繋がってたんだぞ。リプ返ししまくってるんだ。あの二人の仕業でこっちはいい迷惑だよ。これは男のプライドの問題なんだ」
「ならいいけどさ…」
「カツオにいちゃん、サブ垢でなにやってるですかー」
「タ、タラちゃん!」

~~~

「バカモーン!」
「ヒイッ」
「姉の醜態をustで全世界に流そうとは言語道断!」
「そうよそうよ!」
「サザエもサザエだ。イマココ!なんて打つから居場所を特定されるんだ」
「…ごめんなさい」
「お、もうこんな時間か…『よるほー。だう』、と」
「「お父さん!!」」

~~~

さぁーて、来週のサザエさんは?
「フネです。先日おかるさんをフォローしたのですが、フォローを返してくれないんです。お洗濯のたびに塀越しに話はするんですが、なかなか言い出せなくて。ブロックしたほうがお互いいいのかしら。
さて次回は、
 ・我が家の修造
 ・フォローする人される人
 ・ワカメ、素直になれなくて
の3本です。」

来週もまた、見てくださいね~。ジャンケンポン!うふふ…。