ドラえもんに隠された「129.3」という数字

photo:Doraemon Says Relax by 顔なし

今日9月3日はドラえもんの誕生日である。

ドラえもんと言えば、身長・体重・胸囲が共に同じ数字(129.3)というトリビアがある。たまに調子に乗ったのび太がドラえもんを抱えたりするけども129.3kgである。

この、身長・体重・胸囲の3つが同じ、というのが割と有名だけど、実はドラえもんは他にも129.3という数字をたくさん持っている。まとめると…

 
・身長:129.3cm
・体重:129.3kg
・パワー:129.3馬力
・頭の周り:129.3cm
・胸囲:129.3cm
・足の長さ:129.3mm
・ネズミを見たときに飛び上がる高さ:129.3cm
・ネズミを見たときに逃げる速さ:時速129.3km
ドラえもん (架空のキャラクター) – Wikipediaより)

頭の周りと胸囲が同じ。そして足が約13cmしかない。なんとかならなかったのか。

こうなるとまだまだドラえもんは「129.3」を持ってるんじゃないかと想像が膨らむ。

・連続通話時間(129.3時間)

・同時発色(129.3万色)

・表面積(東京ドーム129.3個分)

・興行収入(129.3億円)

・円相場(1ドラ=129.3円)

・預貯金(129.3千円)

・メーカー希望小売価格(129.3万円)

・原価(129.3円)

お金の話ばっかりになってきた。あーあ、空を自由に飛びたい。

ヒミツ道具を作った男たち~プロジェクトD~

Day 122 by maaco

ドラえもんのヒミツ道具にも開発者がいるはずなんですよ。

あんなこといいな、できたらいいな。夢をかなえるドラえもんのヒミツ道具。でもあれは未来デパートで売られている商品であって、そして商品である以上モノを作った開発者がいる。

そこには高度な技術と柔軟なアイデアでかつてない道具を作りだした開発者たちの物語があるはずで、それは絶対おもしろいと思う。プロジェクトXみたいなの作ってくれないかな。

というわけで勝手に見どころだけ作ってみた。
 

プロジェクトD~挑戦者たち~
 

(OP:中島みゆき「地上の星」)
 

もしも願いが叶うなら、そんな歌があった。当時遠距離恋愛をしていた山本。しかし二人の心はすれ違い始めていた。日に日に短くなる会話を終え、電話ボックスを出る。その時だった。山本の頭にあるアイデアが閃いた。思わず後ろを振り返る。
【プロジェクトD「二人のもしもボックス」より】
 

「子供が間違えて使ったらどうするんだ」品質管理部はその形状に反発した。「取り返しのつかないことになる」そうかもしれなかった。しかし、手になじみ、照射しやすい形を追求した結果だ。小型化までの道程を無駄にしたくはなかった。斎藤はグッと右手のライトを握りしめた。
【プロジェクトD「スモールライトの大きな夢」より】
 

武田の頭をずっと悩ませているのは、進む方向のコントロールだった。前後左右に意のままに飛べなければ意味がない。飛行実験に成功して歓喜に溢れた現場で、武田は一人冷静だった。確かに、浮いた。しかし、浮かれてはいけない。
【プロジェクトD「飛べ!タケコプター」より】
 

試作機の動作は上々だったが、唯一、問題があった。200Vの電源と巨大な変圧器。物質を空間移動させるには多量のエネルギーを必要とするためだ。しかしこれでは、どこでもドアがどこにでも置けない。佐々木の省スペース化の日々が始まった。
【プロジェクトD「未来の扉、どこでもドア」より】
 

開発者たちの戦いはつづく…
 

(ED:中島みゆき「ヘッドライト・テールライト」)
 

もうひとつの藤子不二雄ミュージアム

藤子・F・不二雄ミュージアムが話題である。

レストランにほんやくコンニャクや暗記パン、木こりの泉からキレイなジャイアンが出てくるなど、体験型アトラクションにドラえもんで育った世代にはたまらないらしい。逆に今の子供たちはこれ見て楽しいのか?と心配になるくらい。

こうなると気になるのが藤子不二雄A先生のほうだ。「藤子不二雄A ミュージアム」だって作っておきたい。

  • ゲートをくぐると喪黒福造がドーン!
  • 実写版「ハットリくん」「怪物くん」の衣装を展示!(ジャニーズファンの取込み)
  • プロゴルファー猿ゾーンでは旗包み、岩返し、もず落としを体験!
  • 鉄アレイをよけてチクワを取ろう!
  • 忘れたころに喪黒福造がドーン!
  • 館内レストランが「BAR 魔の巣」
  • そこでまた喪黒福造がドーン!

基本的に喪黒福造がドーン!

全然関係ないですが、昔、藤子・F・不二雄と藤子不二雄AのFとAは何の略だという話(=大喜利)になって、結論が「ファンキー」と「アナーキー」になったことがある。

藤子・ファンキー・不二雄。あながち外れていないと思う。
 
笑ゥせぇるすまん (1) (中公文庫―コミック版)
笑ゥせぇるすまん (1) (中公文庫―コミック版)

Amazonがひみつ道具を取り扱ったら

ドラえもんのひみつ道具は22世紀の「未来デパート」で売っている。

と、いう設定だったと思う。21世紀のいま、百貨店業界に苦境が続く中、22世紀には逆にリアルな店舗の価値が見直されたということなのだろうか。楽しいよね、デパート。

リアル店舗が繁盛する一方、バーチャルな店舗、例えばAmazonとかでも「ひみつ道具」を取り扱い始めると思う。魅力的なコンテンツだし。

一口にひみつ道具といってもいろんな道具がある。たぶんあちこちのカテゴリに入ると思う。どこに何が入るんだろう。
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野比家はどこに支出がかさんでいるのか

先日のドラえもんネタに関連してなんですが。

のび太のママが家計簿を前に「今月も赤字だわ…」と嘆く姿が印象に残っている。

とにかく見るたび赤字。子供心に印象に残りすぎて、母が家計簿をつけている横から「今月も赤字?」と無邪気に聞いてしまったことがあるくらいだ。明確なリアクションが返ってこなかった記憶がある。申し訳ないことをしたなと反省している。

ところで、野比一家はどこに支出がかさんでいるんだろう。

車もないし、外食もしない。レジャーも習い事も特になさそう。ドラえもんの食費が家計を圧迫するほどとはあまり思えない。

というわけで識者に聞いてみたり調べてみたところ、こんな感じらしい。

・家は持ち家ではなく借家
・パパは30代後半でそんなに高給取りではない
・パパのタバコと宝くじ購入にお金がかかっている

出てくる原因はパパばっかりじゃないか。

家計を圧迫するほどの宝くじ購入、元々親子三人暮らしだったのに都内に庭付き一戸建ての借家を借りてしまう大胆さ。あの柔和で優しげなパパが一転、ずんぐりむっくりな無計画の塊に見えてきてしまう。なにやってるんだ。

しかし、だからこそドラえもんの同居も「いいんじゃないの」ぐらいの感じだったのかもしれない。いきなり青い猫型ロボットが未来から来たと言ってきたら普通はそんな大きな怪異を受け止められない。世の中何がいい方向に転ぶかわからない。

とりあえずママは家賃と保険を見直すところから始めればいいと思う。節約の基本は固定費の見直しだ。

あとはドラえもんにいろいろ道具を出してもらえばいい。万病薬(医療費削減)とか、どこでもドア(交通費削減)とか、取り寄せバック(万引き)とか。