「働けど 働けど なお わが暮らし 楽にならざり ぢっと手を見る」と詠んだのは石川啄木。現代ならまさにワーキングプア、といった感じですが、最後の「ぢっと手を見る」がやりきれなさを肌で感じるものにしていると思う。深い。
ではこの「ぢっと手を見る」をあちこちに応用すると、よりやりきれなさを感じることができるのじゃないか。
・席を譲ったのに断られる ぢっと手を見る
・何もない床でつまずく ぢっと手を見る
・第3のビールで二日酔い ぢっと手を見る
・なんでも無いようなことが 幸せだったと思う ぢっと手を見る
意に反してエンタ芸人みたいになってしまった。「今日もぢっと手を見るのは、この男ー（声：坂上みき）」みたいな。
ゴルフで史上最年少の15才で優勝した人が「ハニカミ王子」と呼ばれている。「ハンカチ王子」に続いて、またしても王子の登場である。
こうなると次に来る王子はなんだろう。もう頭に「ハの付く4文字」+「最後の母音がｉ」の王子なら何でもいいんじゃないか。
・ハミガキ王子
・ハヤオキ王子
まだ王子っぽいけど、
・ハミダシ王子
・ハイカイ王子
どんどん悪い方向に行って、
・ハミチチ王子
・ハレンチ王子
エロ方面に。
ハレンチ王子はその後ハレンチ王になるかと思うと気が気ではないですが、そうなるとハンカチ王子もその後ハンカチ王になるわけで、それはそれでなんかハンカチの卸売りで成功したみたいになるなぁと思った。
Q.次の□の部分に文字を入れて文章を完成させなさい。
「私のお墓の前で□かないでください」
回答例）
・私のお墓の前で掻かないでください
・私のお墓の前で炊かないでください
・私のお墓の前で吐かないでください
・私のお墓の前で蒔かないでください
・私のお墓の前で焼かないでください
・私のお墓の前で沸かないでください