「三びきのこぶた」という童話がある。
こぶたの三兄弟が家を建てる。なまけ者の長男はワラの家を、ちょっとなまけ者の次男は木の家を、しっかり者の三男はレンガの家を作る。そこにオオカミがやってきて、こぶたを食べようとする。こぶたは各自の家に避難するが、オオカミはワラの家も木の家も吹き飛ばしてしまう。しかしレンガの家は吹き飛ばせず、結果としてこぶた達はオオカミを退治する。
で、思ったんだけど、この絵本の最後に「提供:ダイワハウス」って書いてあったらどうだろう。
なまけないでしっかりしたほうがええで、という教えのはずが一転、どうですレンガの家はしっかりしているでしょう、という営業トークに聞こえてきてしまう。
オオカミを自然災害と置き換えて、レンガの家の耐久性をアピール。最後には兄弟で幸せに暮すという、ハッピーなイメージつき。西洋文化と共にこの童話が日本にやってきたと考えれば、日本の家屋が木造建築から鉄骨やコンクリートに変わっていったのも、まさにこの童話の意のままじゃないだろうか。
まぁ、なんでダイワハウスなんだ、と役所広司は言うかもしれないけどもだ。
「問題:この人はだれ?(写真)」
「うぁー誰だっけ!?」
「見たことある!」
「なんだっけなぁ~」
「た…た…だっけ?」
「た…タルト?」
\ブー!/
「いきなり食べ物かよ!」
「そんな美味しい名前のヤツいないよ!」
「なんだっけなぁ~」
「四文字だった気がする」
「知床、みたいな感じじゃなかった?」
\知床、惜しい!/
「えっ、知床が惜しいの!?」
「まさかのラッキーパンチ!」
「なんだっけなぁ〜」
「北海道関連なの?」
「択捉!色丹!えー、歯舞!」
\北方領土から離れてください!/
「離れろだってよ」
「お前、知床は北方領土じゃないよ」
「なんだっけなぁ~」
「なんとか氏なんだよ」
「正解は、越後製菓!」
\ブー!/
「変な玉を放り込むな!」
「なんとか氏だって言ってんだろ」
「なんだっけなぁ~」
「合わせればいいんじゃないの?」
「タルト知床氏?」
\ブー!/
「どこの国のヤツだよ」
「でもそんな感じなんだよなぁ~」
「なんだっけなぁ~」
「なんだっけなぁ~」
「なんだっけなぁ~」
先日Amazonで買い物したら、国境なき医師団のチラシがすごい入ってた。

全部同じチラシ。棚からひと掴みか。
国境なき、どころか、際限なきチラシの山。そんなに見つめられてもだ。
ミステリでいうところの「館モノ」「吹雪の山荘モノ」というと、ふつう容疑者は建物内の、まぁ、多くて10人いるかいないかぐらいなんですけど、まぁ、これ、あらすじ見てください。
大富豪の館でメイドとして働く妹に頼まれ、名探偵・西園寺とその館にかけつけた神尾は、奇妙な殺人事件に遭遇する。衆人環視下、謎の方法で館の主が殴り殺され、容疑者は、なんと館を訪れていた計百人!誰もかれもが疑わしい!?しかも外界に通じる唯一の道である橋が爆破され、閉鎖空間内で次々事件が…。鬼才があなたに“本格ミステリ”の意味を問う、驚愕の最新作。
容疑者100人。
で、巻頭の「登場人物一覧」に律儀に100人の名前と属性(親族とか職業とか)が書いてある。総ページすう6ページにもわたる登場人物一覧!親族20人以上!使用人30人以上!お笑い芸人、元プロ野球選手、オーケストラの楽団員、タクシー運転手、住職、主婦、無職まで、全部名前がついている!
と、ここまで煽ったものの、作中に名前がちゃんと出てくるのはほんの一握り…。ロジックで100人の中から搾り出す、というのはあんまり期待しないほうがいい感じ。シリアルキラーまで出てきちゃって、派手な展開の大騒ぎ。最後明かされるトリックには膝カックンものという、愛すべきバカミスです。
というわけで一言でいうならば、「出オチ」でしょうか…。
視力検査で使う、「C」みたいなかけた輪っか。名前をランドルト環という。
視力検査で誰しも経験があるとおもうんだけど、輪が小さくなってきて、そろそろ見えないなーという時に、適当に「右!」とか言って、しかもそれが当たってなんかラッキー!ってことがある。ありますよね。あるって。
しかし自分の能力を正しく把握するためには、こんなギャンブルができる現状はいけない。これを解決する方法を思いついた。
「◯」を混ぜるのだ。
で、これを指された時に「空いてません」と答えなければならない。
輪のどこか空いている、という先入観があるから、どっか空いてるかもと思う。これが、「どこも空いてないのがある」が混ざると、より正確な視力を求められるだろう。
輪が小さくなってきた。「C」じゃなくて「◯」に見える。でも、本当に「◯」かもしれない。どうする?どうする…?
あ、結局ギャンブルになってる。でもかなりドキドキすると思う。視力検査にエンターテイメントを求めても仕方ないけれどもだ。
ちょっと前の集英社文庫の中吊りなんですけど、この2冊が同時に文庫化されて書名がならんでいた。
池上彰『そうだったのか! 中国 』
萩本欽一『なんでそーなるの! 』
そして同じ中吊りのちょっと離れたところに
渡辺淳一『鈍感力』
も同時に文庫化されていて、納得したんだかしてないんだか気付いていないんだか、もうわけがわからなくなっていた。奇跡の同時3冊文庫化であった。
うって変わって今日の話。
本屋を覗いたら、平積みになっていたこちらの本。
なにやら「エチカの鏡」で話題になったらしいですよ。消すらしいですよ。ストレスを。
で、そのすぐ近くにこの本も平積みしてあった。
「皆さんにお集まりいただいたのは他でもありません。ストレスの原因は、この中にいます!」
「なにをバカなことを!」
「悲鳴が聞こえたとき、全員大広間にいたんだぞ!」
「そんな恐ろしいことをする人がいるもんですか!」
2.2.1 「外部の者の犯行じゃなかったのか!?」
こういうことだろうか。脳から消すべきやつがこの中にいるぞ、という書店員からの暗黙のメッセージ。
脳から消す前にPCからストレスを消せということでしょうか。