『皆さん、大広間にお越しください。今回の事件の真相をご説明いたします』

「先生」
「なんだね」
「本当に、真相が全てわかったんですか…?僕にはさっぱり…」
「自明だよ。ここで幾つか確認すれば、解決に必要な手がかりは揃う。足跡の謎も、現場から左腕が持ち去られた理由も、そして犯人が誰かも、全て説明がつく」
「さすがですね先生…!犯人は、一体誰なんですか?」
「それは順を追って説明するよ。一つ一つの理由を明らかにして、ロジックを組み立てたプロセスを、ね」
「わかりました」
「ところで…」
「なんですか?」
「誰も来ないね」
「来ませんね」
「屋敷の人たちには伝えたんだよね?」
「はい、皆さんに伝えました。大広間にて先生からお話があると」
「もうちょっと待ってみようか」
「はい」

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昨夜Twitterで、あっ!と思ったこと。

@tsuruba: 誰もいわないというか、聞いたことがないのでいうけれど、池上彰さんの語り方って「名探偵」そのものじゃないですか。

「白黒学派」の蔓葉信博氏の発言より。(彼が寄稿した「ユリイカ2011年3月号」絶賛発売中!)言われてみれば確かになぁー。

話の落ちる先をわかっていながら、わからない人と同じところから話をスタートして、徐々に落としどころに誘導していく。まさに池上彰=名探偵の謎解きの論法じゃないか。

ちょっとやってみましょう。

池上彰「さて、みなさんにお集まりいただいたのは他でもありません。」

「池上彰が密室殺人事件をわかりやすく解説!」

池上彰「今回の事件のポイントを3つにまとめてみました」

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昔々あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんは山に芝刈りに、
おばあさんは川に洗濯に、
少女は通学のバスでまどろみ、
子供たちは歌声を青空に響かせ、
大人たちは握手をかわし、
少年は夕食が湯気をたてる我が家を目指し、
桃は河口に辿り着き、
そしてまた夜がくるのでした。

めでたしめでたし

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昔々あるところに、浦島太郎という若者が住んでいました。
ある日、浦島太郎が海岸を歩いていると、
子供たちが一匹の亀をいじめていました。
浦島太郎は亀を助けました。
亀は「助けてくれてありがとうございます」としゃべりました。
浦島太郎は驚いて、
近くの水族館に携帯で連絡しました。
浦島太郎は水族館の職員の車を誘導しました。
しかし海岸に戻ってみると亀の姿はありませんでした。
「しゃべる亀なんていないじゃないですか」職員たちは笑いました。
浦島太郎はがっくりと肩を落としました。
夕陽に映し出されたそのシルエットは、まるで老人のようでした。
翌朝。
浦島太郎が顔を洗おうと鏡を見てみると、
一本の白髪を見つけました。

めでたしめでたし

=====

昔々あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんは山へ芝刈りに、
おばあさんは川に洗濯に、
弱い者たちは夕暮れさらに弱い者を叩き、
その音が響き渡ればブルースは加速していくのでした。

めでたしめでたし

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昔々あるところに、浦島太郎という若者が住んでいました。
ある日、浦島太郎が海岸を歩いていると、
子供たちが一匹の亀をいじめていました。
その音が響き渡ればブルースは加速していくのでした。

トレイントレイン

 

ひらたいさん(グラスホッパー日記)の年末企画「一〇八問一〇八答大喜利」に参加しました。

「年の瀬に全部で108問ある大喜利のお題に全部答えよう!」という、煩悩の数を2倍に増やすような企画です。

108問かー、面白そう!という軽い気持ちで参加したのですが、お題一覧を見たらとんでもない数。いいお題が揃っているのもあり、すごく重い…。

12月20日の公開以来、日々ちまちま回答してやっと完成しました。それでは、読むだけで小一時間かかる僕の回答をどうぞ。

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一.108人で戦う戦隊ヒーロー『煩悩戦隊108ニンジャー』。ある放送回の次回予告を教えてください

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むかし、むかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいたかもしれませんでした。
 
おじいさんは山へ芝刈りに行ったかもしれないし、おばあさんは川へ洗濯に行ったかもしれませんでした。

おばあさんが川で洗濯をしていたとして、大きな桃がドンブラコ~またはスッコッコ~と流れてくるかもしれませんでした。

おばあさんはその桃を拾ったかもしれないし、拾わなかったかもしれませんでした。

仮に、拾ったとして、持ち帰る最中に腰を痛めるかもしれないし、早くも鬼に奪われてしまうかもしれないし、もう落として割ってしまうかもしれませんでした。

無事に持ち帰ったとしましょう。
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