6月 062004
 

歴史上の謎解きと現実事件の謎解きのリンクはまずまず良好な印象。七福神+六歌仙=都合13人分+αの薀蓄が最低限あるのでちょっと疲れた…歴史モノは不得手なので…。

6月 012004
 

京都某所の古めかしい洋館・戸梶邸で、資産家が刺殺された…。しぶしぶ依頼を引き受けた名探偵・木更津悠也を待ち受けていたのは、ひと癖もふた癖もある関係者たちの鉄壁のアリバイ。四角く切り取られた犯行現場のカーテンが意味するものは?一同を集めて事件の真相を看破しようとする木更津だが…。(「白幽霊」)。京都の街に出没する白い幽霊に導かれるように事件は起こる。本格推理の極北4編。

極北、までは行かないにしても発想が捩れ気味。「交換殺人」の図式の捻くれようといったら。mustというよりmoreを求める人向き。その名探偵には保護者が付いている。

5月 302004
 

普段なかなか読まない傾向の本だったのですが、いや面白かった。言葉とイメージの集合体。理屈はわからぬがこの温度はなんだろう。高橋源一郎追おうかな。

5月 302004
 

まっとうさの「力」は、まだ有効かもしれない。信じること、優しいこと、怒ること。それが報いられた瞬間の輝き。ばかばかしくて恰好よい、ファニーな「五つの奇跡」の物語。吉川英治文学新人賞作家、会心の受賞第一作。

テンション低め安定。緩やかに紡がれる短編のような長編。短編それぞれのネタはミステリ的には割と基本ネタだけど、出来事の前後にある「正義」の形がまた良いのだ。最初はうざかった陣内のキャラが終いには畏敬に変わってました。日向を歩く。まっすぐに。

霞流一『ウサギの乱』

 か行の作家, 読書感想文  コメントは受け付けていません。
4月 302004
 

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登場人物がおっさんばかりで区別がつかないまま終わってしまった…。全体的になんか無駄が多いなぁ。ゴテゴテしてる。前代未聞の密室トリックが出てくるんだけど、いまいちサプライズにつながらない。このころにはバカミスのオーラに包まれまくっているので、どんな不可能犯罪でも「ふーん」になってしまうのだった。慣れとは恐ろしい。