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か行の作家 Archive

黒田研二『幻影のペルセポネ』

現実世界と電脳世界で起きた殺人事件のリンク。さすがのネタ満載ぶり。しかし後半は真相繋ぎに忙しくなって、読んでてちょっと煙に巻かれた感じになったのが残念。電脳世界のルール作りが丹念に行われていて、ちょっと前の西澤保彦のようなSF設定ミステリを彷彿とさせるのだけど、そこはコンピュータ内の世界なので、「そんなこと言ってもどうにかなっちゃうんじゃないの?」と思われちゃうのがちょっと難点か。難しい。

幻影のペルセポネ

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霞流一『スティームタイガーの死走』

人間消失に列車消失、はたまた出版元(ケイブンシャ)も倒産で消失という消え物づくし。霞流一にしては二人しか人が死んでないのにスピード感溢れる展開。バカトリック・バカギミック大盛りと二重三重のラストでこのページ数ならお得感もあろうというもの。事件が解決されるのが正義のためでもなんでもなく、不可能状況に陥った登場人物が「スッキリする」ためだけに存在しているのもある意味潔いか。

スティームタイガーの死走

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霞流一『ウサギの乱』

登場人物がおっさんばかりで区別がつかないまま終わってしまった…。全体的になんか無駄が多いなぁ。ゴテゴテしてる。前代未聞の密室トリックが出てくるんだけど、いまいちサプライズにつながらない。このころにはバカミスのオーラに包まれまくっているので、どんな不可能犯罪でも「ふーん」になってしまうのだった。慣れとは恐ろしい。

ウサギの乱

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