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海外の作家 Archive

エラリー・クイーン『九尾の猫』

2005年一発目からいきなり後期クイーン問題ですよ。ミッシングリンクものの傑作ということながら、内容は本格本格というよりサスペンス中心な感じ。とはいえあれだけバラバラな材料が一つの事実をもって一網打尽にまとまる手腕は見事。燃やせ自分の地図。それにしても装丁のセンスがすごいいい。

九尾の猫

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エドワード・D. ホック 『サム・ホーソーンの事件簿〈1〉』

町医者不可能犯罪トライアル。一つ一つの短編にネタ凝縮であり、割と複雑なことをやり遂げていても読みやすく処理されてるのは好感。現場も有蓋橋や野外音楽堂、ホテル、列車、水車小屋、果ては選挙の投票ブースまでとバラエティに富んでいて飽きさせない。着想が鮮やかだ。

サム・ホーソーンの事件簿〈1〉

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クリスチアナ・ブランド『疑惑の霧』

深い霧の中の疑心暗鬼の七人。それぞれが犯人を指摘しあって仮説だらけの中盤終盤。あんだけ引っ掻き回したくせに真相は姿を見せず、あげくドエライところに隠れていて驚き千万。霧の煙幕に五里霧中。

疑惑の霧

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エリザベス・フェラーズ『私が見たと蝿は言う』

ミス・フラーとミス・フラワーが同じアパートに住んでるのはいかがなものか。両方とも性格悪いしで最初区別つかなかったよ…。フェラーズは相変わらず登場人物全員怪しすぎ。それがミスディレクションにもなるのだけど、犯人の意外性が薄くなってしまうのもまた諸刃の剣。

私が見たと蝿は言う (クラシック・セレクション)

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パーシヴァル・ワイルド『探偵術教えます』

史上最も頭の弱い探偵役。あまりの物分りの悪さにイライラするも終わり際にはクセなる曲者野郎。ミステリ界のミスター・ビーン。頼むから家でおとなしくしてて。

探偵術教えます

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