2015年:井上マサキの活動まとめ

ライター2年目の今年。お仕事が劇的に増えた年でした。1月から約5ヶ月間、宣伝会議の編集・ライター養成講座 上級コース プロフェッショナル・ライティングクラス(通称:米光講座)を受講して、ご縁がすごく増えたのが大きいです。ありがたいありがたい……。

せっかくなので、振り返りの意味も込めて、2015年の活動をまとめました。

「お笑い・バラエティ」はじめました

去年まではスマホアプリレビューを中心に書いてたんですが、今年からお笑いや育児関連についても記事を書くようになりました。

たぶん今年一番書いたのがエキサイトレビューで57本。バラエティ番組についてのレビューを中心に書いています。どうして面白いのかとか、どうしてここはこうなのかとか、構造がすごく気になるし、それについて書く作業がとても楽しいです。テレビっ子の性分がまさか仕事になるとは。

7月25日〜26日にかけて放送された今年の27時間テレビは、「めちゃ×2ピンチってるッ!本気になれなきゃテレビじゃないじゃ〜んがテーマ。『めちゃ×2イケてるッ!』のメンバーをメインに、”テレビの危機”...

10月11日、TBS系列で放送された『キングオブコント2015』。熱戦の結果、コロコロチキチキペッパーズが8代目キングに輝いた。(キングオブコント2015優勝コロコロチキチキペッパーズ「優勝、やっべぇ...

試写会やイベントなどの囲み会見でも、一眼レフ片手に取材しています。速報レベルよりも、やりとりをみっちり書き起こさせてもらっています。

庄司「ややこしい!」小峠「すっと入ってこない!」井戸田「えっ、飯尾さんもう理解したんですか!?」飯尾「うん」TBS系列で21日に放送される『有吉弘行のドッ喜利王』。「もしも自分の出した大喜利回答が自分...

「おかぁさーん!!」巨大扇風機から送られる風速30mの強風。ポールにつかまって耐えるNONSTYLE井上。ゲラゲラ笑う森星。いったいどうしてこんな事に!?偽イーサン・ハントと「ささやき女将」この日、7...

特に今年は「キングオブコント2015」を1回戦~決勝戦まで取材しました。熱い現場に立ち会えて嬉しい限り。

今年はエキレビ!で『キングオブコント2015』を予選1回戦から長期取材させてもらいました。芸人さんたちの熱い現場に立ち会えて、とても嬉しいお仕事でした。取材記事をまとめておきます。■「キングオブコント 2015」予選1回戦スタート。1回戦の鍵を握る困難「2分の壁」を観てきた場所は「よしもと幕張イオンモール劇場」。時間ギリギリに到着して、しかも劇場のある建物の反対側についちゃったので、イオンモールを走って縦断した思い出……。持ち時間たった2分。次々入れ替わるなかで印象に残らないといけない。それでも、面白いなぁと...

同じエキサイトの90s チョベリグニュースでも書いています。なつかしいー。

キャロ~ン!日本テレビ系列で放送されていた『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』、通称「生ダラ」。とんねるずをメイン司会に1991年~2001年まで、まさに90年代の真っ只中にいたバラエティ番組だ。...

育児関連では取材記事を中心に

R25子供とお出かけ情報「いこーよ」では育児関連の記事を。どちらも取材を元に書いています。

R25では理数教室や科学館などを取材する連載育て!子供の「理系脳」(全8回)を担当しました。「どうやったら楽しく興味を持って見てもらうか」を皆さんそれぞれ真剣に考えていらして、実際にすごい面白い展示がたくさん。いつかうちの子供を連れてまた行こう。

今年5月、文部科学省は全国の国立大学に対し、人文社会科学や教員養成の学部、大学院の規模縮小などを要請。つまり「文系ではなくて…

国内最大規模の総合科学博物館である上野の国立科学博物館(以下、科博〈かはく〉)。今年の7月に地球館の一部がリニューアルし、…

「いこーよ」ではイベントや、保育、災害の備え、体の動かしかたなど、子育てに関する様々なことを取材させてもらっています。今年は19本。お聞きする話が毎回とても新鮮。ついつい記事が長くなっちゃう。

戦隊ヒーローなどに影響され、日々戦いごっこに明け暮れている男の子も多いと思います。そんな子どもたちが思いっきり発散できるのが「チャンバラ合戦」という体験型エンターテイメント。どんなイベントなのか、運営者の方に伺いました。

保育園の運営方法にはさまざまなものが存在します。そのうちの一つが「共同保育所」。その魅力はどこにあるのでしょうか。練馬区にある「共同保育所ごたごた荘」を訪ね、共同保育所の特徴やメリット、普段の保育の様子を伺いました。

特に共同保育所さんの記事は、朝からお昼寝まで密着したせいで子供たちと仲良くなって、お別れがすごい寂しかったです……。

インタビューはまだまだ修行が必要

今年はインタビューのお仕事も本格化。質問の仕方や話の運び方、それのまとめ方など、毎回反省があって難しいですね……。「赤すぐ体験記」では魔娑斗さんのインタビューを担当しています。

「全米が泣いた」「育ててくれてありがとう」「逆にこちらが励まされました」――。メディアでよく見かけるフレーズたち。何も考えずにこうした「紋切型」の言葉を使うことで、社会が硬直しているのではないか? ライター・武田砂鉄氏の著書『紋切型社会――言葉で固まる現代を解きほぐす』(朝日出版社)では、20の紋切型フレーズを俎上に載せ、考察を深めていく。2015年4月の刊行以来、8月時点で5刷と売れ行きを伸ばし、第25回ドゥマゴ文学賞も受賞した本書。刊行後の反響や自身のルーツについて、武田氏にお話をうかがった。

3歳と1歳、2人の女の子を育てる魔裟斗さんと矢沢心さん夫妻。2人目の妊娠はまったく予想外だったとか。大変ながらも楽しさも倍増と語るお2人に、妊娠中のトラブルから夫婦のコミュニケーションまで、パパとママそれぞれの視点から語ってもらいました。 矢沢心さん編 【第四回】NEW主人は常に「尊敬できる人」。 さりげなく家事を手伝ってくれるから、常にノンストレスです 2007年の結婚から現在まで「100点満点」と矢沢さんが太鼓判を押す魔裟斗さんは、実際にどんなパパぶりなのでしょうか?夫婦の関係の変化について、また子育て中...

奇抜な服装とガチャガチャしたキャラクターで1990年後半に大ブレイクしたシノラー。気になる当時のことについて、篠原ともえさんに直接お話を聞いてみました!【歌を間違えてオーディション合格?】芸能界に入っ...

スマホ関連では書籍も

Yahoo!のスマホアプリ情報メディア「iPortal」(12月22日でサービス修了)で記事を書いていたご縁で、スマホ関連書籍のお手伝いもさせていただきました。どちらも定額制音楽配信サービスの部分を一部担当しています。書籍にかかわるのも初めての経験。ラフも切りました。

定額制音楽配信サービスといえば、ハーバービジネスオンラインでも記事を書きました。書いたのは2ヶ月前ですけど、このあとにAmazonのPrimeMusicが始まったんですよね。状況の変化がはやい。

 9月3日、Googleが『Google Play Music』をスタートした。月額980円を支払うことで対象の楽曲が聴き放題となる、定額制の音楽配信サービスだ。同種のサービスは群雄割拠の状態であり、Appleが7月に開始した『Apple Music』をはじめ、日本発のサービスも生まれている。代表的な5つの定額制音楽配信サービスについて、その...

出演もあります

そうそう、今年はついに、憧れのデイリーポータル Zにデビューしてしまいました。書き手ではなくて、たまに記事に出てくる「狭い分野にちょっと詳しい人」として。

同好の士をふやしたい。路線図好きが路線図のよさを布教するオフ会を開いた。 (西村まさゆき)

路線図マニアやっててよかった……。このオフ会を開催したきっかけも米光講座なので、ホントに師匠や仲間たちに足を向けて眠れません。

さて、2016年は?

たくさんお仕事をさせていただいて、自分の中で課題になっているのは「熱」が足りないこと。

「これはこう」という説明は書けるんですけど、「これすごい!」という熱量を表現するのが苦手というか。「これすごい!」を「これすごい!」のまま書いちゃダメで、「これすごい!」と言わずに「これすごい!」を伝えないといけない(ややこしい)

でも「これすごい!」を説明するうちに、なんか視点が冷静になっちゃう。個性と言えば個性だけど、もう少し熱量を表現できたらなぁ。

熱量の表現とつながるんだけど、もう少し自分のことを書けるようになりたいな、とも思う。考えていることを表に出す練習をしよう。ブログをもっと更新するところから。あと、イベントなど実際に表に出る機会も増えたらいいな。

とにもかくにも、たくさんの方々にお世話になった2015年でした。ありがとうございました!

来年もどうぞよろしくお願いします!