大崎からお台場を通って新木場を結ぶ、りんかい線(東京臨海高速鉄道)という路線があるんですよ。そこの路線図の話をしますね。
オフシャルの路線図はこんな感じなんです(駅情報・時刻表・運賃|お台場電車 りんかい線より)。まるで山手線からワイヤーを伸ばしてつなぎとめているような見た目。
で、券売機上の運賃表もこんな感じ。
東京臨海高速鉄道はりんかい線の1路線しかないので、結局路線図は直線になりがち。あとは周辺の路線をどう描くかがポイントになる。乗り入れている埼京線と、乗り換えの主な路線を描く感じになる。まぁ、こうなるよね、という感じでいたんです。
ところがですよ。
お台場がある東京テレポート駅の改札を抜けると、正面にこんなのがあるんです。
右側を見ると、りんかい線を中心に、ウォーターフロントの海岸線がダイヤグラム型(縦・横・斜め45度)で描かれているじゃないですか。
ゆりかもめのループ部分までしっかり□で書いてある。美しいなぁ。
で、左側がもっとすごい。
りんかい線以外のJR・私鉄・地下鉄がビッシリ描いてある!
密集地帯をアップにするとこんな感じ。JR・私鉄・地下鉄をすべて一緒にダイヤグラム型で描いている路線図って珍しいんですよ(ほぼ日の路線図くらい?)。乗り換えができる部分を黒い線で塗りつぶしているので、御茶ノ水から淡路町まで乗り換えられるのがわかるのもいい。路線の色分けも中間色を使ったりしてとてもシャープ。新宿駅のカオスぶりもニヤニヤしちゃう。いいなぁいいなぁ。なんでこれオフィシャルにないんだろう。
ちなみに、りんかい線大井町駅にはまた別の路線図がある。
今までのと全然違うタッチ。これはこれで、路線の角が緩やかなのと、東京湾のカクカクぶりが同時に楽しめるのが楽しい。
さらに、運行情報の路線図もまた違うのだ。
主要駅の○印がかわいい。東京や新宿にまじって新木場の文字もやたらデカい。なんだこれは。
りんかい線の路線図、全然統一されてないのはなんなんだろう。鉄道会社1社でこんなにいっぱい楽しめるのって他にもあるのかなぁ。