一昨年、去年に引き続き、年末の風物詩になった純豆腐の会の「108問108答大喜利-六-」に答えました。この年末の忙しい時に大喜利108本ノック。誰にもやれと言われていないのに勝手にタスクを背負って答えました。ながーくなるので、お時間のある方だけどうぞ……
Month: 2015年12月
2015年:井上マサキの活動まとめ
ライター2年目の今年。お仕事が劇的に増えた年でした。1月から約5ヶ月間、宣伝会議の編集・ライター養成講座 上級コース プロフェッショナル・ライティングクラス(通称:米光講座)を受講して、ご縁がすごく増えたのが大きいです。ありがたいありがたい……。
せっかくなので、振り返りの意味も込めて、2015年の活動をまとめました。
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駅に行かないと見られない、りんかい線のグッと来る路線図
大崎からお台場を通って新木場を結ぶ、りんかい線(東京臨海高速鉄道)という路線があるんですよ。そこの路線図の話をしますね。
オフシャルの路線図はこんな感じなんです(駅情報・時刻表・運賃|お台場電車 りんかい線より)。まるで山手線からワイヤーを伸ばしてつなぎとめているような見た目。
で、券売機上の運賃表もこんな感じ。
東京臨海高速鉄道はりんかい線の1路線しかないので、結局路線図は直線になりがち。あとは周辺の路線をどう描くかがポイントになる。乗り入れている埼京線と、乗り換えの主な路線を描く感じになる。まぁ、こうなるよね、という感じでいたんです。
ところがですよ。
お台場がある東京テレポート駅の改札を抜けると、正面にこんなのがあるんです。
右側を見ると、りんかい線を中心に、ウォーターフロントの海岸線がダイヤグラム型(縦・横・斜め45度)で描かれているじゃないですか。
ゆりかもめのループ部分までしっかり□で書いてある。美しいなぁ。
で、左側がもっとすごい。
りんかい線以外のJR・私鉄・地下鉄がビッシリ描いてある!
密集地帯をアップにするとこんな感じ。JR・私鉄・地下鉄をすべて一緒にダイヤグラム型で描いている路線図って珍しいんですよ(ほぼ日の路線図くらい?)。乗り換えができる部分を黒い線で塗りつぶしているので、御茶ノ水から淡路町まで乗り換えられるのがわかるのもいい。路線の色分けも中間色を使ったりしてとてもシャープ。新宿駅のカオスぶりもニヤニヤしちゃう。いいなぁいいなぁ。なんでこれオフィシャルにないんだろう。
ちなみに、りんかい線大井町駅にはまた別の路線図がある。
今までのと全然違うタッチ。これはこれで、路線の角が緩やかなのと、東京湾のカクカクぶりが同時に楽しめるのが楽しい。
さらに、運行情報の路線図もまた違うのだ。
主要駅の○印がかわいい。東京や新宿にまじって新木場の文字もやたらデカい。なんだこれは。
りんかい線の路線図、全然統一されてないのはなんなんだろう。鉄道会社1社でこんなにいっぱい楽しめるのって他にもあるのかなぁ。
「マギーさん来てるよ」と言われた時のフローチャート
駐車場おじさんは残る
人工知能やロボットが発達すると、たくさんの仕事がなくなるらしい。
「日本の労働人口の49%が代替可能に」というニュースを見た。ほぼ半分。代わりにロボットが働いてくれるから遊んで暮らせるようになる、というわけでもないらしい。
この手の話を聞くといつも頭に浮かぶのが、駐車場おじさんである。
駐車場おじさんは、ショッピングモールの駐車場の出入口にいる。駐車券を出す機械の横に立って、出てくる駐車券をドライバーに渡す。逆に、ドライバーから駐車券を受け取って精算機に入れたりする。
本当はドライバーがやることである。おじさんがいなくても大丈夫なんだけど、車が混んできたときにスムーズに駐車券のやり取りができるよう、おじさんが立っている時があるのだ。たまに、全然混んでいないのに立ってる時もある。あれはなんなんだろう。
本来、そういう駐車場を管理する人を減らすための機械なのに、結局おじさんが立っちゃってる。機械の仕事を代わりにやっちゃう。だから、ロボットが増えても、なんだかんだいってロボットの仕事を取る人が出てくると思う。「たらたらやんなよ貸せよ!」と短気なおじさんが工場ラインに割って入ると思う。
そういえば、ロボットが取って代わる仕事に「事務作業」があったのだけど、例えばロボットのリース会社の事務もロボットになっちゃうのかな。事務ロボットを管理するロボットがいて、管理ロボットを棚卸するロボットがいて、棚卸ロボットを修理するロボットがいて…とかなるかな。どこまでも続くロボットループ。その途中に、段差につまずいたロボットをよいしょ!と直すおじさんがいる。