朝のニュースを見ていたら、仲間由紀恵が着物姿で側転をしていた。
森光子のライフワークであった『放浪記』が、仲間由紀恵主演で6年ぶりに復活した、というニュース。あの有名な森光子の「でんぐり返し」のシーンが、仲間由紀恵バージョンだと「側転」になったそうだ。初めて知ったんだけど、あのでんぐり返しのシーンは「小説の雑誌掲載が決まった主人公が喜びを爆発させる場面」なんですね。
というか、ロングランを続けた『放浪記』を次ぐだけでもプレッシャーなのに、「でんぐり返し」から喜びの表現をさらにパワーアップするというのが、とても大変なことである。
これ、仲間由紀恵がしばらく側転を続けて、それで次に誰かがやるとなったら、また側転からパワーアップしないといけなくっちゃうだろう。どうするんだろう。
側転
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バク転
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前方宙返り
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後方伸身宙返り
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前方伸身宙返り3回ひねり
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後方かかえ込み2回宙返り1回ひねり
どんどん上がっていくハードル。舞台の端から端までいっぱいに使って宙返りをする女優。そのうち跳び箱17段とか飛び始めても驚かなくなりそう。まるっとお見通しだ。