ラッスンゴレライでおなじみ、8.6秒バズーカーになりきれるセットがAmazonで売られていた。つなぎ・ベルト・ネクタイ・サングラスが含まれているらしい。
しかし名前が『ちょっと待ってフルセット』である。
こうしたパーティーグッズには、しばしば「本家の名前は出さないけど、本家をうっすらと想像させる感じの名前」がつくことがある。権利関係がゴニョゴニョなのかなんなのか、いろいろと理由があるのだと思う。
『ちょっと待ってフルセット』だって、8.6秒バズーカーとは全く関係なくて「いや、ちょっと待って欲しいときに使うやつです」と言われるかもしれない。商品説明には「ド派手な赤いコスチュームでリズミカルに踊ってみよう!」と書いてあるけどもだ。
そういえば最近のアレとかコレとか、どんな名前がつけられているんだろう?と思って調べてみた。
おしゃべり未亡人セット
昨年の流行語大賞だと思われるのがこちら。
カツラとワンピースのセット。名前を出してはダメよダメダメなのだろうか。Amazonのレビューには「思ってたよりも上等の衣装」「他の余興でもアレンジ可能」と星5つがついている。
ちなみに「よく一緒に購入されている商品」がこちら。
顔を白塗りにする粉と、
あのカツラである。完全にコンビでのご利用の形跡が残っている。
ちなみに、もっとやっつけな感じの商品もある。
「いやぁーん 姉さん」。元の要素ゼロだけど、なんとなく近い。付かず離れずに寄せている。
めちゃめちゃレモン
元々の名前を微妙にかぶらせているネーミングの例がこちら。
『めちゃめちゃイケてる』+「オカレモン」≒「めちゃめちゃレモン」である。どっちでもない。けど、どっちの要素も入っている。
全身タイツとかぶりもののセットなので、マイクは別途用意する必要がある。
デラックスなマスク
一目瞭然のデラックスである。
マツコがデラックスとかは言ってない。あくまでマスクがデラックスである。マスク・デラックス。マスクの知らない世界。
フューチャークッキー
フォーチュンじゃない。
一瞬あれ?と思うけど、違うクッキーである。初めて名前を聞くクッキーだけども。商品説明には「恋する衣装の登場です!」と、これまたギリギリのラインをついている。
お昼休みの司会者セット
『ヒルナンデス!』でも『バイキング』でも『ひるおび!』でもない。
ウィッグ、サングラス、マイクのセット。マイクがでかすぎる。今だと「ブラブラする司会者セット」になるのだろうか。
THEカツラ アンドロイドツインテール
アンドロイドだったっけ。
この色でツインテールならもうあの人である。ちなみにちゃんと権利をとると……
ちゃんと「初音ミク」を名乗ってフルセットになってるのがある。ネギ付。
コンビニ
一番衝撃だったのがこれ。
あのコンビニである。いつ使うんだこのコスチューム。これ着てセブンイレブンとか行ってみたい。
いろんなコスチュームを見たせいで、僕のAmazonの「関連商品からオススメ」が大変なことになってしまった。初音ミクとタモリと日本エレキテル連合が入り乱れている。買わない。買わないぞ。