タクシーの上座に納得がいかない。

たまに思い出しては「あぁ、納得がいかない…」と悔しがってしまうので、一度ここに吐き出しておこうと思います。

タクシーの上座に納得がいかないんです。

日本特有のマナーの概念の一つ、上座。目上の人やお客様が着座すべき場面であり、お座敷や飲み会、応接室やエレベーターにいたるまで、ありとあらゆる場面に上座が存在する。いろいろ例外はあるけどざっくり言うと「入口から一番遠いところ」になる場所のことである。

もちろん、タクシーの座席にも上座が存在する。その場所とは後部座席の運転手の後ろ。

いや、おかしいと思うんですよ。

確かに、入口からは一番遠い。一番遠いんだけど、タクシーの後部座席なんで、一度乗り込んだらお尻をずらして奥まで移動しないといけない。移動すると、次に入ってくるのは案内した側の人間なのである。いつも「目上の人が目下に席を空ける」みたいに感じるのである。

通常、お座敷などでは入口に案内役が立って、こちらへどうぞと誘導する。広いからこれが成り立つのであって、タクシーの後部座席みたいな一本道では不便きわまりない。

そして降りる時。

上座にいる偉い人は、入口側の人間が支払いを済ませるのを待たないと出られないのだ。わざわざである。お座敷だったら会計を済ませている間に先に外に出てもらう場面なのに。

もうだから、僕としては、タクシーは後部座席の入口側を上座にしたい。奥まで乗り込む面倒なことは案内役がやって、偉い人はスッと乗り込んでもらいたい。目的地に着いたら、開いたドアからスッと出てもらいたい。

たぶん、リムジンのように外からドアを開けてエスコート、みたいな気分と、上座は入口から遠いところという決まりがゴチャゴチャになって、こんな非効率なことになっているんじゃないかと思うのだ。

社会に出てから15年、ずっと納得がいってません。

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