石巻に帰省ついでに、石ノ森萬画館に行ってきました

もうあと6時間くらいで今年もおしまい。

いま家族で石巻に帰省しております。子供たちもいとこたちと大はしゃぎ。

その大はしゃぎのまま、「石ノ森萬画館」に行ってきました。

「石ノ森萬画館」ってなに?

「石ノ森萬画館」は、漫画家・石ノ森章太郎の原画などを所属、展示しているミュージアム。
石ノ森萬画館 – Wikipedia

外観がかっこいい。こんなんです。

震災で被害を受け、一時閉館してたんですが、2012年11月に再開しました。

石巻出身だけど、初めて行ってきました

そんな石ノ森萬画館、実は僕、初めて来ました。上京してから出来たんですよ。帰省しても行く機会もなかなかなく。

今回は妹の思いつきで、子供たち4人と親たちで行ってきました。うちの子供たち、石ノ森章太郎作品は平成以降の仮面ライダーしかわからないけど大丈夫かな。

外壁には漫画家の手形がずらり。

一番最後まで行くと石ノ森章太郎と握手できる。

ロボコンとライダーがお出迎え。お正月の準備も万端。

ミュージアムの観覧券を買う。一枚ごとに絵柄が違う!

ミュージアムに入る前に展示してある、トキワ荘の模型。すごい精密!

部屋の中で漫画を書いてるところまでミニチュアで表現されてる!

さてミュージアム内部の紹介を…というところですが、もちろん撮影は禁止。

サイボーグ009の等身大展示や、仮面ライダーのサイクロン号に乗れるコーナー、1号から平成ライダーまで全ライダーのヘルメット展示、キカイダーなどなど、石ノ森章太郎作品目白押し。

そんななか、最後に突然現れたのがホテルのフロントのカウンター。

キーを保管する棚や呼び出しのベルもある。「???」と思ったら、『HOTEL』の展示でした。何事かと思った。申し訳ございません(高嶋政伸)

カフェにゴレンジャーのメニューがある

ちょうどお昼どき。3階のカフェ「BLUE ZONE」でお昼ごはんにしました。

メニューにも石ノ森章太郎キャラが。

これしかないでしょ!と頼んだのはキレンジャーのカレー。

窓からの眺めはこんな感じ。ガラスの外になにかライダー的な人形がいます。

ライダーだらけの売店

ミュージアムショップもあるんですが、さすが石ノ森章太郎、ちょっとした仮面ライダーストアになってました。

平成ライダーを知る人にはニヤリする商品も。

萬画館オリジナル商品もありました。

思ったより見どころが多かった石ノ森萬画館。小ネタもあちこちありました。

よいお年を!

今年の更新はこれでおしまいです。

それではみなさん、よいお年を!

行きたかったんだもの

「行ってきた」
「また…」
「だって行きたかったんだもの」
「彼女いるんでしょ」
「いるけど」
「なんて言ってるの」
「怒ってる」
「そりゃそうでしょ」
「だって行きたかったんだもの」
「行ったら怒るってわかってるでしょ」
「ちゃんと説明してるよ」
「なんて」
「彼女のことが嫌いなわけじゃないって」
「説明したってわかってくれないでしょ」
「そこは説明を続けるしかないよ」
「行かなきゃいいじゃない」
「6年は我慢したんだよ」
「だからって今行かなくてもいいじゃない。最近うまくいってないんでしょ?」
「そうだけど」
「別れたいの?」
「そんなことないよ」
「本当に?」
「友好な関係を築きたいと思ってるよ」
「じゃなんで行くのよ」
「行きたかったんだもの」
「わざわざ怒らせるようなことしてさ」
「僕が行きたかっただけで、彼女は関係ないんだよ」
「それわかってくれると思う?」
「そこは説明を続けるしかないよ」
「大事な時期じゃん」
「いいじゃん。関係ないじゃん」
「なんかもうあんたにはガッカリだわ…」

僕の脳内ではこんな感じなんだよなぁ…。

米政権「失望している」 首相靖国参拝で異例の批判声明:朝日新聞デジタル

煩悩の数だけ煩悩を増やす、「一〇八問一〇八答大喜利~四~」に回答しました

脳が息をしていません。

「一〇八問一〇八答大喜利」とは、一言で言うと 「108問大喜利のお題を出すので、大晦日までに答えてくださいね!」 といういたってシンプルな企画です。 【2013概要】 一〇八問一〇八答大喜利-四- | 純豆腐のブログ

数を数えること4年目となった「一〇八問一〇八答大喜利」、初回の2010年に参加はしていたのですが(→『一〇八問一〇八答大喜利』に回答しました)、その後やるやると言いながらも挫折。月日は流れて行きました。

その間、投稿を続けていたNHK「着信御礼!ケータイ大喜利」ではレジェンドまで昇段することができましたが、最近はすっかり大喜利から遠ざかり、ケータイ大喜利がある日も子供たちと一緒に21時半に寝てしまう生活でした。

日常に、大喜利成分が足りない!そう気がついた時、Twitterのタイムラインに流れてきたのが「一〇八問一〇八答大喜利」でした。

 

前置きはこれくらいにして、今年は108問、全部答えましたよ!死ぬかと思った。実際に脳細胞が死んでると思う。2割くらい。

すごい長いですけど、全回答を掲載します。はりきってどうぞ。

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あの箱が入るか入らないか

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5000万円がバックに入る、入らないで揉めている大人たちを見た。

あの都知事のバックだ。五輪招致に成功し、世界をオモテナシだったはずが、世間にオモデデロになってしまった、あの都知事。

5000万円を入れて持って帰った、というバックに、5000万円を模した白い箱をギュウギュウ差し込んで、入らないじゃないか、いや入ったんだ、と揉めていた。5000万円は白い箱でも、都知事の過去はブラックボックスだった。

それはそれとして。

あの白い箱欲しい。

家にあるバックというバック、リュックというリュックに、あの白い箱をギュウギュウして、これは5000万円入るなぁ、これは入らないなぁ、ってやりたい。

ベビーカーの下のスペースや、プラレールの箱、学習机の一番下の大きい引出しなどに白い箱をギュウギュウして、子供たちと一緒に入る入らないでキャッキャしたい。

忘年会に持って行って、みんなのバックに入るか入らないかでワイワイしたい。

飛行機の座席の下に入るか確かめたい。

やがて人から人へ渡り始める白い箱。

縁日の射的で景品になっている白い箱。

雨上がりの道端に転がっている白い箱。

神棚に飾られる白い箱。

ご神体になる白い箱。

ご神体をめぐる争いはやがて内戦に発展。

人間が機械に支配される未来を変えるために、過去に送られる白い箱。

桃を二つに割るとそこには白い箱が。

竹林にひときわ明るく輝く白い箱が。

玉手箱を開けるとそこには白い箱が。

浦島太郎が白い箱を開けると、辺りが煙に包まれて、気が付くとシワが増え、視力が弱り、時は2013年、太郎は都知事になっていたのでした。

漆塗りの玉手箱はまさにブラックボックス。いろいろ記憶に無いわけだ、と思う。

photo credit: sⓘndy° via photopin cc

サンタクロースが運転する幼稚園バスを見た

朝、サンタクロースが運転する幼稚園バスを見た。

クリスマスを前にして、幼稚園側の粋な計らいといったところ。

でも、通常プレゼントを配っているサンタが、逆に子供たちを集めて去ってしまっている。行き先がフィンランドだったらどうしよう。

あら、今日は運転手さんサンタクロースなのね、と子供を送り出すママ。バスが去った後、幼稚園から「運転手が遅刻してすいません」と連絡がくる。じゃぁさっきのサンタクロースは!?

バスの中では、子供たちが大喜び。「運転手さん!今日はサンタクロースなんだね!」「ホッホッホ、そうじゃな」とヒゲを揺らすサンタクロース。

渋滞にさしかかろうとしたその時、「そぉれぇ〜!」とサンタクロースが一声出すと、バスはフワリと宙に浮いた。空を駆ける幼稚園バス。「すごーい!本人のサンタさんみたい!」「ホッホッホ、そうじゃな」

やっぱりトナカイの油は出力が違うのぉ、という気になるつぶやきを残しながら、サンタがハンドルを握る幼稚園バスは北へ向かう。

photo credit: agentkevinski via photopin cc