【お知らせ】iPhone関連記事を独立して、別ブログ「HeatApp!」を立ち上げました

読書感想文と小ネタ、の2本柱で1997年の個人サイト開設から細々と続けていた「イノミス」でございます(もうすぐ20年か……!)

これだけ年月経ちますと、書きたいことが増えてきまして、最近では育児やら行ってきたレポやらiPhoneやら……と柱が増えていっておりました。もうなんのブログやら。

この中で特に「iPhone」のカテゴリが浮いてるなぁ、と前から思ってたんですよ。これだけデジタルガジェットの話で、他の記事に比べて、なんか他の人が来たぞ、みたいになってた。そもそもiPhoneじゃない人にはなんの関係もないしなぁ。

と、いうわけで……。

新しくiPhone情報ブログ「HeatApp!」(http://heatapp.jp/)を立ち上げました。

HeatApp_screen1

驚くほど見た目はココとおんなじです(楽だった)

すでに「イノミス」内のiPhone関連記事の一部は「HeatApp!」に転送するようにしております。夜逃げ同然に密かに引っ越し作業をしていました。

今後、iPhone関連の情報、アプリ、小ネタは、これからは「HeatApp!」に書いていきます。「イノミス」共々、よろしくお願いいたします。

「HeatApp! ‐ iPhone熱が下がらない」
URL : http://heatapp.jp/
Twitter : @heatapp_jp
Facebook : https://www.facebook.com/headapp

「ねばならない」という呪縛

森博嗣『「やりがいのある仕事」という幻想』を読みました。森博嗣が語る仕事論。

助教授として勤務するかたわら、『すべてがFになる』で小説家デビュー。小説からエッセイまで250冊以上の本を書き、50歳を前に大学を退職。現在の仕事量は一日一時間。

そんな森博嗣が語る仕事論である。割も身も蓋もないだろうなぁ、と思ったら、やっぱりそうだった。でも、大事なことも書いてある。人間の価値と仕事とは、無関係である、ということ。

人間の価値は仕事とは無関係

仕事は生活(=金銭を得る)ための手段であって、「仕事をしてるから偉い」「稼いでるからすごい」というのはおかしい、と森博嗣は語る。

「仕事が大変だ」「仕事がツラいんだぞ」というのは、大人が子供に対して”大人は偉い”というのをキープするために使うワードであり、大人のいやらしさだ、とまで断言する。逆に「仕事が生きがい」「仕事が楽しい」という人もいるけど、それならどうして土日休んでいるのか。楽しんじゃないのか。

仕事をしなくて生活できるんなら、別に働く理由などない。働いていなくたって人間の価値は変わらない。

こんな感じで「仕事」について持たれている「常識」を、玉ねぎの皮をむくように一枚一枚はいでいく。仕事=人生ではないと、2つの間をすっぱり斬り裂く。

そうして皮を一枚一枚はいでいくと、最後には芯が残る。その芯がなにかというと、それは自分自身に他ならない。

なにぶんこの世は情報が多いだけに、自分の思うこと(自分の意見だと思っていること)がグラグラ揺れがち。でも、そんな声に揺れず、惑わず、流されず、自分がやりたいこと、好きなこと、「正しい」と思うことを信じる。仕事が大事なんじゃない。自分が大事。

それができれば苦労はしない、身も蓋もない、と感じる人も多いだろうけど、「人間の価値は仕事とは無関係」という言葉は、就活で悩む学生さんを安心させるんじゃないかな。

「~ねばならない」に縛られて

読み通してみて、仕事について知らず知らずに「~ねばならない」と考えていることが多いなぁ、と思わされる。

たぶんこの「~ねばならない」は、仕事に限らずいろんなところに浸透している。

立派な大人にならないといけない。安定した企業に入らないといけない。働く女性は家事も育児もやりとげないといけない。○○歳になったんだからそろそろ落ち着かないといけない……。

「ねばならない」があると、そこに悩みが生まれる。できない。でも、やらねばならない。

逆に言うと、「ねばならない」を持たなければ、悩みは生まれない。

自由奔放な子供がまさにそんな感じ。まぁ大人はそこまで無礼講ではないけれど、悩んでいるときは「ねばならない」のメガネがかかっていないか、ちょっと確認してみるといい。

頭の中がグルグルしてもう何も手につかないとき、「ねばならない」の壁に囲まれてないか、空から自分を見下ろせるようになれたらいい。

「おー、囲まれとる囲まれとる」と気がつけたらしめたもので、壁を壊すなり上から乗り越えるなりできたらいい。壁沿いに歩いても出口は見つからない。

ウェットな世の中に疲れた時、ドライな森博嗣の言葉に乾かしてもらう、そんな一冊です。

楽天の優勝と、宮城県民の爆発

スポーツ観戦って、全然しないんです。野球もサッカーも。

でも、石巻出身なのもあって、楽天ゴールデンイーグルスの活躍は気になっていたんです。さぞ地元は盛り上がってるだろうなぁとか、田中は負けないってどういうことなんだろうなぁとか、負けない代わりに悪魔と取引したのかなぁとか。寿命が30年前倒しとかそういうの。1勝ごとに身長が2mm縮まったりとか。

日本シリーズ第7戦の日も、我が家では子供たちが大好きなテレ東「モヤモヤさまぁ〜ず2」を見てたんです。番組終了の20時にテレビを消して、子供たちをお風呂に入れ、寝かしつけをし、一息ついたところでTwitterを見て、楽天が日本一になったことを知りました。

だから熱心な、どころか、ファンだ、と言うのもおこがましい”にわか”ファンですが、いやー、本当に、よかった。よかったなぁ。

翌朝のニュースで、優勝が決定した瞬間の、喜びを爆発させている仙台の人々の映像を流していたんです。スタジアムで、隣の競技場で、アーケード街で、石巻市役所で、仮説住宅で。

もう、その姿を見て、ウルウルしてしまって。

これだけの数の宮城県民が、一斉に、同時に、喜び、雄叫びをあげ、号泣し、感情を爆発させる出来事なんて、生まれてこのかた40年弱、全然記憶にないんです。他の地域に比べて「熱狂」の度合いって低い県民性だと思うんです。

だからなおさら、楽天イーグルスがくれた奇跡が、輝いて見えるんです。県民のみんなが一つのことに、あんなに喜んでるなんて。

やっぱりスポーツには、大勢の人々の気持ちを一つにする力がある。他の娯楽では比べものにならない、一体感と感情の爆発がある。場の共有がある。

普段スポーツ観戦をしない僕ですが、スポーツの底力を感じさせてくれた優勝でした。

楽天ゴールデンイーグルス、日本一おめでとう!そして、ありがとう!

あと優勝セールは、もう仙台初売りをこの時期にやっちゃえばいいと思う。公正取引委員会も特例を認める景品大盤振る舞いを全国に見せつけてやりたい!
※ご参考:「仙台初売り」ではどんな「景品」がもらえるのか

謎のカラオケ設備あり。お台場のレゴランドに行ってきた

秋は行楽の季節。そしてまもなく息子二歳が誕生日を迎える季節でもあります。

ということは、「2歳以下は無料」の施設に行けるのも、あと少し。

そんなわけで「2歳以下は無料」のレゴランド・ディスカバリー・センター東京に行ってきました。

入り口からレゴだらけ

オンラインでチケットが買えるので、事前に買っておきました。日付と入場時間が指定されているので、優先的に入場できるチケット。しかもちょっと安い。平日だと親子チケットもあったりする。

いきおい勇んで10時半のチケットを取って、行列を覚悟したんだけどもそんなに並ばず。あれ?ピークはすぎたのかな?

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レゴランドの入り口。レゴっぽく見えるゲートはもちろんレゴで作られています。手前のウサギも人参もみんなレゴ。

とりあえず入場!(もちろん息子二歳は無料)

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巨大なレゴ工場がお出迎え。

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レゴがギッシリ!

さぞかし子供たちテンション上がるかな、と思ったら、照明が暗めなのでなんだか不安顔になってる。いきなり薄暗い部屋に入ってよくわかんないけどレゴいっぱいだったら、まぁ不安にもなるか……。

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「今、世界ではこのスピードでブロックがつくられているよ!」と書かれたカウンターが、すごい勢いで回っていました。そんなに。

さて次のゾーンへ……と移動すると、そこは「キングダムクエスト」というライドものの入り口。もっと暗い。怖がりっ子たちはタターっと次のゾーンへ……。

でも次のゾーンは食いつきましたよ!レゴによる東京名所完全再現!

レゴ in 東京

レゴ160万個以上を使って、東京の名所が作れている「ミニランド」!

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これ全部レゴ!また暗いよ!と思ったら、一定時間で昼と夜を繰り返す仕組み。夜景キレイだなー。

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夜の浅草寺。お寺の中に参拝客(レゴ人形)がちゃんといる。

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お馴染み東京スカイツリー。このスカイツリーの鉄骨部分、どんぐりみたいな形のレゴが積み重なっているんだけど、何かと思ったら人形の頭の部分。人柱か。

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国技館もありました。ジオラマのこっち側にボタンが2つあって、連打すると真ん中の力士が戦う仕組みになってる。トントン相撲。

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一方、東京ドームは野球盤になってました。レバーを引っ張って話すとボールが飛んでいく。

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次のゾーンへ行こうと思ったらわざわざプレートがあった。

謎のカラオケ設備付きレゴコーナー

この奥は子供がレゴまみれになって遊べるエリアになっております。

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……と思ったら、大きなアスレチック設備が。よじ登ってすべり台で降りる。あんまりレゴ感がない。

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アスレチック設備の前にはイートインがある。アスレチックで子供を遊ばせて、大人が一息つくゾーンになってた。気持ちはわかる。

で、もっと奥のほうにレゴで遊べるコーナーがありました。

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一番大きなサイズのレゴ。ソフト・ブロックという、公民館とかでよく見るやつ。男の子たちがお城作ってた。

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ボールプールならぬレゴプール。ざくざく入ってレゴまみれになれる。大人の重さだとたぶん痛い。

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レゴレーサー:ビルド&テストゾーン。車のパーツが山盛りあって、そこからオリジナルの車を作って、奥にあるコースでテスト走行できる。子供に混じって意外とお母さん方が楽しんで作っていたのが印象的。

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こちらは女の子向けのレゴ、LEGOフレンズのコーナー。各テーブルにレゴが山盛りで、自由に作ることができる。娘六歳とママはここで家を作ってました。

そしてこのコーナー、奥にあるのは……。

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カラオケマシン

なぜだ。しかも通信カラオケで、マイクも2本ある。ステージにカラオケがあって、目の前にテーブルとイス……スナックっぽい……。

どういうことなのか、公式サイトでこのコーナーの説明を見てみると……

自分だけのオリジナルのマイクをレゴ®ブロックで作って、アンドレアのカラオケステージでおもいっきり歌ってね!

 レゴ®フレンズ – LEGOLAND® Discovery Centre, Tokyo

マイク作るの!?

とりあえず「アンパンマンのマーチ」をいれて、息子二歳にマイクを持たせたんですが、上の写真の通り棒立ちになっていました。無理もないか。

もちろんショップもあります

順路の一番最後にはレゴのショップが。

と、その前に、

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うっかり持ってきちゃったレゴを回収する箱がありました。確かに子供は持ってきちゃいそう。ポケットの中もちゃんと確認しましょう。

ショップの写真はあまり撮ってなかったんですが、一番カッコいい!と思って撮ったのがこれでした。

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帝国ホテルのレゴ。カッコいい~!

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あと、QRコードもレゴで出来ていました。まったく、なにからなにまで!

確かに2歳以下は無料でいい

ライドやアスレチックがあったり、自分で作って遊ぶコーナーがあったりなので、幼稚園年長さん~小学校低学年くらいが一番楽しめるんじゃないかな、というのが行ってみての感想です。

2歳以下だとアスレチックは登れないし、自分でレゴを組むのも限界があるし、あんまり小さいお子さんだと誤飲も怖いですしね。確かに2歳以下は無料でいいなぁ。

大人はどうかというと、子供をサポートしているうちに、自分で楽しくなっちゃう感じです。ジオラマに見入ったり、より速い車を作ろうとしたり、童心にかえっているパパママがけっこういましたね。

そしてもう一回来るとしたら、うちの臆病な子供たちが暗がりでも平気になったらだなー、と思うのでした。

【iPhone】起動するだけでクリップボードの中身を消去するアプリ「ClearBoard」

「Clearboard」は、起動するだけでクリップボードの中身をきれいにクリアしてくれるアプリです。

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(記事執筆時点)

そんなの空白でも上書きコピーすればいいじゃない、ケーキを食べればいいじゃない、という声も聞こえますが、とにかくキレイに掃除したい、そんな几帳面なあなたにご紹介。

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0になるとクリップボードをクリア。操作はたったこれだけ。

オプションでカウントダウンの秒数や早さ、スタイルを変えられます。

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