iPhone歴1000日、ホーム画面に残ってるアプリ24個。

iPhoneを手にしてから1000日になりました。

iPhone4を購入したのが2010年7月末。それからiPhone5に機種変更して、いまは2013年4月でございます。

その間3年弱、アプリ大好きっ子な僕がダウンロードして試したのは、それこそ1000個近いと思います(どうやったら正確な数がわかるんだろう。今iTunesに残ってるのが500弱なんですけど、結構前にPC買い替えと同時に一斉削除したんだよなぁ…。)

前置きはさておいて、いまのホーム画面、こんな感じです。

1000home.jpg

初めてホーム画面を公開した記事(「色と形」で整理する、僕のiPhoneホーム画面)の頃から「色と形」のポリシーは変わっていません。フォルダも置いてません。新しく1つホーム画面に置く度に、色を揃えるために配置が大パニックになります。

それでは上から順番にご紹介します。

1段目

1000_1st

無料
(2013.04.19時点)
Idea Shower
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「あとで読む」サービスの「Pocket」。TweetbotやReeder(後述)で気になったURLはPocketに送って、後から読むようにしています。PCでも開けるので便利。IFTTTと連携させて、Pocketでスターをつけた記事はEvernoteに送るようにしています。あとで検索もできるようになるので、ブックマークサービスの代わりですね。

無料
(2013.04.19時点)
SoundCloud Ltd.
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音楽クラウドサービスSoundCloud。最近始めた3分間ミニラジオ『ラヂノミス』収録のために置いています。忘れないようにいつも見るホーム画面に(笑)収録と言ってもこのアプリを立ち上げて1人でしゃべってるだけです。
(※参考:ラジオをはじめました

無料
(2013.04.19時点)
Google, Inc.
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GoogleのSNS、「Google+」のアプリ。最近また使い始めました。ブログの更新情報などを流しています。

170円
(2013.04.19時点)
Sangwon Park
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撮影日や場所、撮影したアプリ別などに、カメラロールのアルバムを自動で作って振り分けてくれる。でもアルバム作りにはあまり使ってなくて、子供が写真を見せろーと近づいてきた時にこのアプリから写真を見せています。なぜなら「削除がないから」。標準の写真アプリだとうっかり削除されるので…。

2段目

1000_2nd

1,200円
(2013.04.19時点)
JUSTSYSTEMS CORPORATION
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テキストエディタはいろいろ試しているのですが、やっぱり「ATOK Pad」に戻ってきます。外出先でブログを書くときはこれで下書きをしています。変換は賢いし、Evernote連携もできるしで、1つの文書を書ききるのには不自由ないです。

250円
(2013.04.19時点)
gnddesign.com
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カレンダーアプリもDAYLINEとかAgenda CalendarとかSunrise Calendarとか渡り歩いてるんですが、ここ1ヶ月はこれに落ち着いています。高いカスタマイズ性が売り。一度自分好みにすると、しっくりと手に馴染み、空気のような存在になり、新しい刺激を求め別のアプリを試し、そしてまたStaccalに帰ってくる……という循環になっています。

ホーム画面に和暦と西暦を表示しておくことができるので……というだけでなく、家族の生年月日も登録できて、和暦⇔西暦を確認できるのが便利。子供の生年月日とか書くこと多いんです。平成何年だったか西暦何年だったか忘れちゃう。両親の生まれた年なんかも登録しています。

250円
(2013.04.19時点)
Silvio Rizzi
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RSSリーダー。Googleリーダーと連携させて使ってたんだけど、そのGoogleリーダーはまもなくサービス終了。うーんどうしようと思ったまま、まだ使い続けています。

3段目

1000_3rd

・電話/メール
ここにある理由は一目瞭然。緑だから。

無料
(2013.04.19時点)
NAVER Japan Corporation
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主にカミさんとのやりとり用。災害などで電話網が使えなくなった時、ネット回線で音声通話ができたらな、という理由もあります。

家計簿アプリ。OCN家計簿と連携させて使ってます。買ってその場で入力したものが、ウェブ上で家計簿としてまとまるのが便利便利。最近のアップデートでレシート読み取りにも対応。レシートの写真を撮ると費目と金額が入力される!これでまだ無料なのがすごい。

4段目

1000_4th

無料
(2013.04.19時点)
Orchestra, Inc.
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Gmailの処理に活躍中。スワイプの方向・長さでアーカイブや「後で受信」の処理ができるのが気持ちいい。メールをリマインダ代わりにできる。以前はアプリをダウンロードしてから使えるようになるまで順番待ちになってたけど、最近待たずに使えるようになったそうです。

450円
(2013.04.19時点)
Appigo
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ToDoアプリもいろいろさまようんですよね…。自分の使いかただと、買い物メモ程度ほど簡単じゃないし、GTDほどガチガチじゃない。そのちょうどいいあたりを埋めてくれるアプリ。バッジでお知らせしてくれるToDoの数を、「フォーカス」という設定で細かく指定できるのが便利。星印をつけたもの&本日期限のものを表示、にしています。

無料
(2013.04.19時点)
itok
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位置情報サービスFoursquareで、簡単にチェックインできるアプリ。チェックインの履歴は非公開にしてるんですけど、日記アプリ「Moment」にTwitterログなどと読み込んで、あの日あの時どこにいた、がわかるようにしています。隣の「ToDo」と並べると青チェックマークが揃うのでお気に入り。

250円
(2013.04.19時点)
Tapbots
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Twitterクライアントは公式やEchofon、JaneterからThe Worldまでひと通り試していますが、TweetBotになってから全然浮気しなくなりました。必要にして十分な機能。動きの遊び心。ずっと使っていても飽きないです。

5段目

1000_5th

85円
(2013.04.19時点)
Spoonjuice, LLC
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習慣の記録アプリ。カレンダーに×印をつけるように、続けたい習慣ができた日をチェックできる。僕は「ランニング」「ブログ更新」「ラジオ収録」の3つを登録していますが、どれも毎日とはいかず…。その代わり、3つ全てやり遂げた日は奇跡のように喜びます。

450円
(2013.04.19時点)
Soohyun Park
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食べたモノのカロリーを記録するアプリ。もうアラフォー、健康に気を使って…というわけで…。あらかじめ多くの食品と、外食チェーンのメニューのカロリーが登録されているので、自分で調べる手間はほとんどなし。体重と体脂肪率も記録可能。今日の残りカロリーをバッジに表示しています。マイナスになるとバッジは消えます…。

600円
(2013.04.19時点)
Fenrir Inc.
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定番タブブラウザ。最近のアップデートでクリップボード監視がついて、これがたいそう便利。他のアプリでURLを「コピー」するだけでSleipnirで開いてくれる!黒モデルは高いんですが、最近セールで85円だったので買っちゃいました。かっこいい。

450円
(2013.04.19時点)
The Soulmen GBR
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テキストエディタ。ATOK Padメインで使ってるんですが、こっちも最近お試し中。親指スワイプでファイル間の移動がスムーズで、小さいサイズの文字で全体を俯瞰できて、プリセットキーで「」(かぎかっこ)が入力しやすい。つまり、コントが書きやすいんです。ちなみにこのアプリ、いまだに何て読むのかわかっていません。

Dock

1000_dock

85円
(2013.04.19時点)
Jens Daemgen
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以前【iPhone】パパママにはCamera+よりプロカメラがお勧めな3つの理由でも書いたとおり、子供撮影に活躍しています。iPhone5になってから起動も早くなったので、ますます便利。

250円
(2013.04.19時点)
Yusuke Tsuji
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検索ランチャー。起動と同時に検索ワードが入力できて、WebとかAmazonとかEvernoteとか検索先を指定できる。なんであろうと「検索しなきゃ」と思ったらこれを起動すれば全部済ませられる。もう手放せないです。

85円
(2013.04.19時点)
Tandem Systems
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15秒だけ動画を撮影できるアプリ。子供の日常を撮るのに使っています。普通、ビデオで子供を撮り始めるとどこで終わったらいいかわかんなくて、ダラダラと撮り続けてしまうんですが、15秒で終わり!と思うと切り良く済ませられます。もっと取りたいときはもう15秒撮ればいいし。あと標準のビデオで録画するよりも、サイズが小さくなるのも良いところです。ライフログなので、高画質じゃなくてもいいのです。

450円
(2013.04.19時点)
App Cubby
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ランチャーアプリ。今まで出て来なかった、EvernoteとかDropboxとかGoogleMapとかDueとか、全部ここから起動しています。以前はLaunch+を使ってたんですが、iPhone5になって起動が高速化したのと、対応アプリが増えたのでこっちに乗り換えました。

まとめ

果たしてここまで誰が読んでくれているのだろう…と不安になりますが、これがいまのホーム画面にある24個のアプリです。

とは言っても、iPhone歴1000日を耐えて残った厳選アプリ…というわけではなく、日々入れ替わっています。例えば2画面目は「お試し中&色が足りなかったらホーム画面に置くアプリ」の置き場なのですが…

2013-04-19 16.24.17

こんな感じになってます。そのうちこれのどれかがホーム画面にうつって、また配置が大パニックになることでしょう。

1000日経っても、こんなにアプリで悩ましく遊べるなんて、これだからiPhoneが好きなんですよねぇ。

「数独の解き方」解説サイトを作りました

突然ですが、数独って簡単に解けますか?

ファイルを整理していたら、すごい昔に作った数独攻略サイトのHTMLが出てきたんです。埋もれさせるのももったいないな…ということで、ちょこちょこリデザインして、再度公開することにしました。

こちらでございます。

sudoku
「SUDOKU」「数独」「ナンプレ」攻略のヒント

このブログの前身、BIGLOBEで「イノミス」をやってたころのデザインそのまんまです。ちょうどPSPの『カズオ』にハマっていて、備忘録代わりに作ったのがこのサイトでした(ちなみに「いかにも」なサイトを目指して作ったので、ちょっと広告が多めです……)

数独が煮詰まったら、のぞいていただけますと幸いです。

美容師さんの名前を聞き出す100の方法

言ってみたものの、フリッパーズ・ギターごっこがしたかっただけで100もありません。すいません。(※「バスルームで髪を切る100の方法」より)

昨日、「美容師さんの名前がわからない問題」ってのを書きました。「担当者のご指名はありますか?」と聞いてくるのに、美容師さんの名前がわからない美容院。みんなどうやって名前を聞き出しているんだろう?

言ってみるもので、コメント欄やTwitterで反響をいただきました。みんないろいろ工夫してておもしろい。同じ悩みを持つ方の助けになればと、ここで一気にご紹介いたします。

名刺をもらう

名前を教えてもらうといえば名刺。王道ですね。思わず交換しそう。

「次もお姉さんにお願いしたいときは、電話かなんかで言えばいいんですかね?」

「お願いします〜○○です〜」みたいな流れになるとのこと。美容師さんも指名されるのは嬉しいもんね。

「前回切ってくれた方をお願いします」

結構目からウロコの技。会員カードを作ったりしてれば、いつ誰が切ったか記録が残っているはずだもんなぁ。

予約するときに、美容師さんの身体的特徴と会話から判明している個人情報を伝える

何気無い会話から、住んでる場所とかを聞いておく上級者テクニック。ちなみに髪型は変わりやすいので、他の特徴を覚えたほうがいいらしい。刑事か。

「店長、いつも通りで」

名前とか超えた存在。最上級者だけが許されるふるまい。

ファンを増やすチャンスだと思う

もちろん全部が全部こんな感じではなくて、ちゃんと美容師さんが名乗ったり、名札をつけていたり、ホームページに載ってたりする美容院もあるようです。

でもやっぱり、こんだけお客さんが工夫してるんだから、美容師さんは名前を出したほうがいいと思うんですよね。僕みたいな内気なお客さんもいるわけで…。居酒屋の店員さんだって名札をつけてたりするこの頃ですし。

自分のファンを増やすチャンスだと思うので、ここはひとつ活かしてみてはいかがでしょうか。

美容師さんの名前がわからない問題

美容師さんの名前って、どうやって聞き出したらいいんですか?

いやあのですね、ナンパじゃないんですよ。髪を切ったんですよ。いつも行ってる美容院で。ヘアサロンで。客として。色恋もなく、一人の客として。

でまぁ予約優先なのでいつも電話してから行くんですけど、そこでいつも聞かれるのが「担当者のご指名はございますか」なんですよ。

でも、そこの美容院って、美容師さんが名乗ったり、名札を付けてたりしてるわけじゃないんですよ。名前なんて、全然わからないんですよ。毎回名前を知らないまま終わってるんですよ。

なんか、その、髪を切り終わって、「お名前は?」って聞くの、なんか恥ずかしいんですよ。「せめてお名前を…」って。あ、この人、私が良かったんだわ、みたいに思われるの恥ずかしいし、逆に「お名前は?」って聞かないと、ダメだったのか…、って思われそうだし、だからといってみんなに「お名前は?」って聞いちゃうと、あの人あたしの名前聞いたのにあの子指名したわ、みたいにならないですか。ならない。ならないですか。

なんとかして自然に名前を聞き出せないものか。なんだかこんな展開なんかで見たことある…と思ったら、あれだ、『デスノート』だ。ターゲットを死に至らしめるにはデスノートに名前を書く必要があって、怪しまれないように自然に名前を聞き出したりするやつ。

そこまでしないといけないのか。毎回あんな心理戦を繰り広げるのか。リラックスしたい。何も考えたくない。

ホント、みんなどうしてるんだろう?

『チェンジング・ブルー―気候変動の謎に迫る』

changing_blue
本書は「1974年の冬、アメリカ北東部はとりわけ寒さが厳しかった」というプロローグで始まる。

その年の科学誌には「寒冷化しつつある地球」「次の氷河期がやってくる?」という見出しが踊った。過去30年にわたって地球上のあちこちで気温が低下してるとか、氷河が前進しているとか、データも並べれていた。これからすごい寒くなるぞ!と言われてた。

でもいまは全然ちがう。全く逆の「地球温暖化」が問題になっている。あれ?寒くなるんじゃないの。

このことについて、著者の大河内さんは言う。地球の気候変動を知るには数十年のデータでは足りないこと。過去に起きた気候変動を知らずして、いまの気候を知ることはできないということ。

じゃぁ「過去」ってどれくらい昔なの?というと、なんと100万年前(!)までさかのぼる。何を調べたらそんな前の天気がわかるんだ!

この本は、気候変動の解明のために生涯をささげた科学者を描き、詳細なデータで事実を伝える、大興奮のノンフィクション。理系の子は手汗でビチョビチョになるよ!

成毛さんの『面白い本』(→ブックレビュー)で紹介されていた1冊。本文は350Pぐらい。そこにグラフや科学式があちこちに散りばめられている。かと思えば、科学者の写真も入っている。

難しい理論の説明ばっかりじゃなくて、それを発見した偉大な科学者たちのリスペクトに溢れてるんですよ。とあるデータに気がついて、それを追求して追求して、大きな発見をする、そのワクワク感が伝わってくる。この人とこの人は研究室が隣だったとか、死の間際に自説の正しさを証明する論文が若手から届くとか、偶然と必然が織りなす科学者たちの生き様のドラマチックなこと!

そしてなんといっても白眉は、何万年も前の気候を調べることによってわかった、数々の驚きの事実。

例えば北欧。バルト海北部、フィンランド一帯は年々数センチずつ地面が盛り上がってきている。火山活動など見られないのになぜ?

答えは「氷床」。10万年前~2万年前、イギリス北部から北欧、ロシア北岸は巨大な「北ヨーロッパ氷床」に覆われていたことがわかっている。その厚さ、3キロメートル。この巨大な氷床が無くなったため、陸地が重さから開放され、ゆっくりゆっくり「元の位置」に戻ろうとしているらしい。

じゃぁその巨大な氷が無くなったのはなんで?やっぱり地球温暖化?二酸化炭素のせい?と結論を急ぐのはまだ早い。2万年前に動物が吐いてる二酸化炭素などたかが知れてるのである。ディーゼル車とかないし。2万年前。

いまの気候で暮らせているのは「奇跡」

この謎を解く1つのカギが、地球の自転と公転の「ブレ」。地球は太陽の周りを回ってるわけだけど、その軌道は完全な円じゃなくて、ちょっぴり楕円形になっている。そして太陽はその楕円の中心に…いるわけではなくて、中心からちょっと離れたところにいる。つまり、1年のうちで「太陽に一番近い日」と「太陽から一番遠い日」が実はある(夏至と冬至でしょ、と思うでしょ?違う日なんですよー)

で、地球も自分で回ってるわけだけど、ご存知のとおり軸がちょっと傾いている。23.4度。でもこの軸、数万年単位でブレが起きている。コマって、止まりそうになると軸が傾いてきて、軸の上下が円になるじゃないですか。鼓みたいな形。あんな風になってるんですって。え!地球止まるの!ってわけじゃなくて、ブレの周期が数万年なんだっているから、なんともスケールの大きな話。

この公転のブレと自転のブレがちょうど重なると、「太陽にすごく近い白夜の日」ができちゃう。暑すぎ。で、この「ちょうどの日」は一回きりじゃなくて何万年に一度ある。さらに調べてみると、気候の変動とこのブレの時期がピッタリ一致しちゃう。

すごい話だなー!と感心するんですけど、これでまだ4章です。全部で13章あります。

二酸化炭素の登場、南極の氷を掘る探検、有能な科学者が集められた「マンハッタン計画」、数十年で気候が激変する可能性……なんどもなんども山場がやってくる。僕らがいま暮らしている「ちょうどいい気候」は、本当に奇跡的に生まれ、保たれていることがわかります。何万年に一度のことですよ。

桜前線が来るとか、梅雨に入るとか、毎年同じように四季がやってくることにただただ、感謝するのみ。