新しい「横から失礼します」を考える

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メールなどで何かしらの議論をしていると「横から失礼します」と入ってくる人がいる。

今まで黙って見ていた第三者が突然やってきて場をとりなそうとしたり、補足したりする時に「横から失礼」してくることが多い。

失礼してくるのはいつも横からなので、たまには他の方向から入ってきてもいいと思う。

「真横から失礼します」

一文字足しただけで急に近くにいるような気になる。振り向くとそこにいる。

「上から失礼します」

偉そうな感じか、忍者のように天井にいるかどっちか。

「横浜から失礼します」

横浜からのツッコミ。

「横手から失礼します」

秋田からも。

「仄暗い水の底から失礼します」

嫌な予感しかしない。濡れた髪の毛がまとわりついてきそう。

「前略、道の上より失礼します」

前略をつけるほど丁寧だけど、男たちがソイヤソイヤと失礼してくる

「新世界より失礼します」

ドボルザーク。

「私は熱から」「私は鼻から」「私はノドから失礼します」

顔中失礼されまくってる。何色のベンザがあればいいのか。

正々堂々、正面から失礼する人がいてもいいんじゃないかと思っている。