【お仕事】『2013本格ミステリ・ベスト10』に参加させていただきました

先日の『東西ミステリーベスト100』への投票とはまた別に、今年の「本格ミステリ」に限ったランキング本に投票させていただきました。

今年は綾辻行人、有栖川有栖がシリーズものの新刊を出し(→疑わしき者たちの仮面舞踏会『奇面館の殺人』)、法月綸太郎が4年ぶりに書き下ろしを出し(→四重交換殺人が奏でる不協和音の四重奏(カルテット)『キングを探せ』)というベテラン勢が攻めこむ中、井上夢人・島田荘司・山田正紀といった御大も構え、そして若手陣がこれにがっつり立ち向かうという、国内本格ミステリ豊作の年なんですよ(海外は全く読んでないので何も言えず…すみません)

最終的にできあがったランキングも、まさにこのがっぷり四つを反映したものになっております。それが来るのかー、というのが僕の第一声。

そうそう、『東西ミステリーベスト100』と違って、本書は投票者の投票内容と選評が全て読めるので、僕のコメントも載っております。書店にお立ち寄りの際はぜひ手にとっていただきP39を参照いただけますと幸いです。