「追い風参考」があるなら「向かい風参考」があってもいい

陸上で、競技中に風速2.0m以上の追い風が吹いてると、記録は「追い風参考」という扱いになる。

追い風にあおられて走るのが速くなっちゃったとかで、「この記録は本来のこの人の力じゃありませんよ」と正式な記録には残らない。

でも、強い向かい風が吹いていても、記録は正式なものとして残る。「向かい風参考」というのはない。

向かい風のときだって、その人本来の力は出てない。でも、結果は「その人の力」として残る。

なんか不公平な気がするけど、普段の生活に当てはめると、同じような考え方をしている時がある。

向かい風が吹いていても自分のせいにしてしまう

仕事などでいい結果が出ても、たまたま運がよかった、とか、巡り合わせがよかったとか、実力の外の力を信じてしまう。自分で「追い風参考」を作ってしまう。

逆に、悪い結果になると、本当は運が悪かったとしても、自分の実力不足と感じてしまう。ここでも「向かい風参考」がないのだ。

これをこじらすと、どんな結果になっても自分を責めることになる。向かい風のせいで歩みが遅くなっても、自分の足を責めてしまうことになる。

自分については「向かい風参考」があっていい

いい結果の時は自分のおかげ、悪い結果の時は運が悪かった、と、そこまで極端にうぬぼれる気はない。

でも、せめて向かい風があったことは自覚してもいいんじゃないかと思う。今回は「向かい風参考」だったから次は大丈夫だろう、と、心を身軽にできたらいい。

なんでも自分のせいにしないで、ちょっと落ち着いて、風を感じられるようになれたら、と思うのだ。

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