子供と大人の「さっき」の違い
娘五歳と話していて気がついたんだけど、「さっき」が示す時間の幅が大人のそれとだいぶ違う。
「さっき○○したでしょ」とか「さっき○○って言ったでしょ」とか子供に言っても、「さっきじゃないもーん!」と、どうも食い違う。
大人だと小一時間前のことでも「さっきさ〜」って話してしまいがち。
でも子供にとっての「さっき」はほんの数分、下手すると1分以内じゃないと「さっき」じゃないみたいなのだ。それより前だと「この前」になってしまうらしい。
子供と大人、それぞれ感じる時間の違い
そういえば子供の頃って一日がすごく長く感じた。
大人になると一日なんてあっというまに終わる。日曜に「噂の東京マガジン」を観ながら今週も終わりか…と思ったりする。まだ半日あるのに。
それで「さっき」の長さも違うふうに感じるのかなぁ。
そういえばなにかで知ったんだけど、子供を叱る時は、子供が何かしでかした後すぐじゃないといけないらしい。
しばらくたってから叱っても、やったことと叱られてる内容が結びつかないらしいのだ。
大人は、あんたさっきさー!ぐらいのテンションだけど、子供はなんでいま怒られてんの?とわからない。理不尽なことになってしまう。
子供のクルクル回る思考を捕まえるには、ほんの一瞬も逃せないのかもしれない。
そうそう、子供を叱るといえば、昨夜のできごとなんですけど、息子一歳と布団の上でキャッキャ遊んでたら、息子一歳のテンションがすごい高まって、右太ももをガブッ!て噛まれたんですよ。
パジャマの上から噛まれたのに血が出るくらい噛まれたんですよ。軽く腫れてるんですよ。
ものすごい痛くて、すぐ「コラ!」と怒ったんですけど、息子一歳、相変わらずニコニコしながら風船とかアンパンマンの絵本とか運んでくるんですよ。
パパはそんなものではごまかされないぞ。大人だぞ。こっちは腫れてるんだ。
息子一歳が大きくなって、そのうちこのブログを観て「さっきはごめん」って言ってくるかもしれません。