ミステリー小説のタイトルは「~の殺人」というのが多い。
もはや多すぎてベタなものになっている。最近出る本で「~の殺人」ってついてるのはあえてベタを狙いに行ったものと考えていいくらい。そもそも世界で最初の推理小説と言われるのがポーの「モルグ街の殺人」だし。
ベタから次のステップに行くために、ここはもっと刺激的にしてもいいかもしれない。規模を大きくしてみよう。いっそ「~の陣」にしちゃうとか。
・モルグ街の陣 (1841)
・オリエント急行の陣 (1934)
・十角館の陣 (1987)
・僕の陣 (1990)
・体育館の陣 (2012)
無駄に歴史的事件っぽくなってしまった。「十角館の陣」とか日本史っぽい。応仁の乱の次に起こってそう。
逆に「僕の陣」は部屋から一歩も出てこなさそう。