「すいません」より「ありがとう」が多い日々を

photo:The kindness of strangers by Ed Yourdon

道をゆずってもらったり、ドアをおさえてもらったり、街で小さな親切をいただくことがある。

特に子連れの電車移動なんかでは困難なことがまだまだ多い。ベビーカーが場所取ったりするし。そんな時、子供と目があった人がニッコリ笑ってくれたりとか、小さな心遣いがとてもありがたい。

そんな小さな親切をいただいた時、「すいません」と言ってしまう癖がある。なんか恐縮してしまって謝ってしまう。すっと口から出ちゃう。

こんなことしてもらって申し訳ないな、とか、わざわざすまないな、とか、そんな思いが先に出て、「すいません」と言ってしまう。同じような癖を持つ人、結構いるんじゃないかなぁ。

で、改めて思うのだけれど、やっぱり「すいません」というより「ありがとうございます」と感謝の意を伝えたほうがお互い気持ちがいいんじゃないだろか。

「すいません」は自分を下げて相対的に相手を上げる。「ありがとう」はストレートに相手を上げる。やっぱりストレートに気持ちを伝えたほうがいい。

ありがたい、と思ったら、ありがたいと伝えたい。

すいません、より、ありがとう、が多い日々は、とてもハッピーなものになるんじゃないかと思うのだ。