♥ photo:Mountain Lion Safety by ekai
上司が部下に怒るときや、親が子供を叱るとき、「なんでそんなことしたんだ!」「どうしてそういうことするの!」と言ってしまう/言われてしまう時がある。
普通、「なんで」「どうして」は理由をきく言葉なわけだけど、怒る/叱るときの「なんで」「どうして」は特に理由を聞いてるわけじゃないときがある。「どうしてそういうことをするの(か理解できない)!」という、実は怒ってる人の独り言に近い。
でも、怒ってる人の「どうして」は、ちゃんと理由を聞いてる場合もある。これがめんどくさい。意味を取り違えるとますます怒ったりする。
たとえば、
母親「なんでそんなことしたの!」
子供「だって…」
母親「だってじゃない!」
とか、
上司「どうしてこんなことしたんだ!」
部下「申し訳ありません!」
上司「謝って済む話か!どうしてだと聞いてるんだ!」
みたいな感じである。前者は独り言パターン。後者は理由を聞きたいパターン。
自戒も込めてなんだけど、「どうしてそういうことをするの(か理解できない)!」という独り言パターンはいい結果にならない。だって独り言だもの。なるべく言わないようにしよう。理由を聞きたいときは話しやすいようにもう少し穏やかに聞こう。
あとなるべくなら怒られずに暮らしたい。ひっそり。
前から常々思ってたこと。どうしていいかわからなくなる話。 「なんでそんなことしたんだ」問題 | イノミス http://t.co/vl82b1Qb