怪談で涼しくならないし辛いガムで眠気が覚めない

photo:Show Off by nickwheeleroz

暑い夏こそ怪談で涼もう、という発想に未だについていけない。

夏は暑い。怪談は怖い。自分が怖い話が苦手なのもあってか、この二つが全然相殺されない。暑い上に怖い。苦しみが二倍になってしまう。耳をふさいでエアコンつけたい。

眠気を覚ますために辛いガムを食べる、もそう。

眠い上に口が辛い。全然打ち消しあわない。シャキッとしないし口は辛い。辛いよぉ…と苦しみながら寝てしまう。ただただ余計なひと手間をかけただけになる。

でも、これらの文化が無くならないということは、みんなちゃんと折り合いがついているのか。僕だけ変なのか。そうなのか。

24時間苦しみながら走る人を見せられても、気の毒すぎて勇気なんて湧く暇がない。

あれもずっと無くならない。やっぱり僕が変なのか。わかってくれとは言わないが、そんなに俺が悪いのか。

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