マッタン価格でいくらになるのか

photo:Financial Crisis / Finanzkrise by alles-schlumpf

僕の大学の先輩なんですけど、子供のころ「末端価格」を「マッタン価格」だと勘違いしていたらしんですね。

マッタンという土地での価格だと思ってたらしんですよ。

たぶん「マンハッタン」が先にあったんでしょうけど、ニュースで「末端価格にして○○万円の覚せい剤を押収しました」と聞くたびに、あぁ、マッタンではそれくらいの価値なんだ、と。東南アジアを思い浮かべながら。

もう、マッタンを中心に価格が換算されるということは、マッタンはそれはそれは薬物の中心地で、下手したら国を代表する産業ぐらいのことになってる。えらいことですよ。

そして通貨単位が円。ドル中心の世界経済で薬物だけまさかの円単位。太平洋戦争の名残なんでしょうね。

東南アジアに浮かぶ島々で構成されたマッタン。昼は高級リゾートでお金持ちの観光客がバカンスを楽しんでいるけども、夜にはダウンタウンで黒い取引が横行してる。警察に見つかっても1万円札をつかませればなんとかなる。金とクスリを持つ者が権力を得る、黒いルビーの国。それがマッタン。国旗には葉っぱと注射器が。

まるでゲームみたい。と思ったらこれ、グランドセフトオートだ。もうなってた。

先輩、時代を先取りしてた。