♥ photo:Go World!! by geckoam
オリンピックで金メダル、って結構ニュースになるじゃないですか。1番ですからね。そりゃすごいことなわけですよ。
で、銀メダルや銅メダルを取った人に対して、「金メダルが取れなくて残念でした」って反応があるじゃないですか。インタビューとかでね。すいません、なんて謝ってしまう選手とかいて。
そしてその反応に対して「いやいや、銀や銅だって立派なもんじゃないか。世界の2位3位だぞ」って反論があって、さらにその次に「メダル取れなくたって、オリンピックに出るってだけで相当なことなんだぞ」という意見が出るんですよ。
毎回毎回。夏も冬も。
これ、もうそろそろ、なんとかならないかなと。
言ってたじゃん、わかってるじゃん、と。みんながんばってるのは。精一杯やってるのは。
だから、なんだろ、「金」の価値観が高すぎるのかな。金がすごいぞ、という意識が高まりすぎてるのかな。金10、銀2、銅1ぐらいになっちゃってるのかな。金信仰みたいなのがあるのかな。
メダルの材質と順位をいったん切り離してみたらどうなるかな。
3位も2位も1位も紙のメダルにして、4位以下の人にもみんなに賞状あげて、
最終日に聖火台で全部燃やしちゃうの。
その灯りの周りで人々が浮かれ騒ぐの。
記録じゃなくて、記憶に残るように。天にささげる感じで。
がんばってる姿を、お天道様は見ているんだよ。
だから謝ったりしなくていいんだと思うよ。ねぇ。どうだろ。