メダルをめぐるあれやこれやをそろそろやめたい

photo:Go World!! by geckoam

オリンピックで金メダル、って結構ニュースになるじゃないですか。1番ですからね。そりゃすごいことなわけですよ。

で、銀メダルや銅メダルを取った人に対して、「金メダルが取れなくて残念でした」って反応があるじゃないですか。インタビューとかでね。すいません、なんて謝ってしまう選手とかいて。

そしてその反応に対して「いやいや、銀や銅だって立派なもんじゃないか。世界の2位3位だぞ」って反論があって、さらにその次に「メダル取れなくたって、オリンピックに出るってだけで相当なことなんだぞ」という意見が出るんですよ。

毎回毎回。夏も冬も。

これ、もうそろそろ、なんとかならないかなと。

言ってたじゃん、わかってるじゃん、と。みんながんばってるのは。精一杯やってるのは。

だから、なんだろ、「金」の価値観が高すぎるのかな。金がすごいぞ、という意識が高まりすぎてるのかな。金10、銀2、銅1ぐらいになっちゃってるのかな。金信仰みたいなのがあるのかな。

メダルの材質と順位をいったん切り離してみたらどうなるかな。

3位も2位も1位も紙のメダルにして、4位以下の人にもみんなに賞状あげて、

最終日に聖火台で全部燃やしちゃうの。

その灯りの周りで人々が浮かれ騒ぐの。

記録じゃなくて、記憶に残るように。天にささげる感じで。

がんばってる姿を、お天道様は見ているんだよ。

だから謝ったりしなくていいんだと思うよ。ねぇ。どうだろ。