「電気がなければただの猿」にならないために

節電の夏がまたやってくる。

去年に引き続き、もろもろあって、今年も節電の夏がやってくる。電気料金が上がったり、計画停電があったりする。電気を取り巻く状況が毎日報道されてる。

電気がなくなると、このブログが読み書きできなくなる。困る。これ見えてるのかな。おーいおーい。

というか、電気がなくなったら、そもそも仕事がない。

僕の仕事はいわゆるSE、システムエンジニア。仕事はすべてPCの上。電気がなくなったら何にもできない。メールはもちろん資料も見れない。人の連絡先すらわからない(そしてコードは元から書けない…)

去年、東日本大震災の後、そのことをずっと考えてた。

被災地にポンと僕が降り立つ。瓦礫だらけの街、ずたずたのインフラ。そこに現れる職業:システムエンジニア。一体なにができる?無力だなぁとずっと考えていた。就いてる職業があまりにも電気に頼りすぎてると痛感した。

電気がなくても人の役に立てるようになりたい。

医者やレスキュー、看護に介護、絵を描いたり音楽を奏でたりスポーツをしたり、電気がなくても人の役に立てることはたくさんある。でもあいにくそんな技術は持ち合わせてない。なにもない。

諦めてガックリしてたけど、最近気がついたことがある。ひとつだけ僕が使えるのがあった。

言葉。言葉なら使える。

言葉の世界で少しでも人の役に立てるように、僕はちょっとのユーモアを創り、綴り、続けることにしよう。書くのもしゃべるのでもいい。一人でもクスリと笑ってくれたらそれでいい。ちゃんと生きよう。

なんだか突然決まったけど、このブログを続けてる意味はそこにあるのかもなぁ、と、今さらながら思ったりもする。

今後ともよろしくお付き合いください。

電気があるうちはこのブログで。電気がなくなったらあの木の下でお会いしましょう。

どの木だ。

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