ジャッキー・チェンの手の力が無くなるまでコタツ

コタツねこ by studiocurve

ちょっと前、ジャッキー・チェンが引退するらしい、という噂が流れた。でも実際は「自分でスタントをやるのは考え直さんとね」ぐらいのニュアンスだったらしい。引退はしないそうですよ。

ジャッキー・チェンのスタントと言えば、映画「プロジェクトA」のクライマックシーン。

敵に追いつめられたジャッキーが、3階建ての時計台から地面に落下するスタントがある。地面にクッションはない。落下の衝撃を和らげるのは、各階の窓にかけられた布製の窓のひさし3枚だけ。

この時、若きジャッキーはどうしても恐怖心に勝てず、自分のタイミングで落ちることができなかった。

ではどうしたかというと、時計台の時計の針に両手でぶら下がり、そのまま耐え、手の力が無くなるのを待った。

で、落ちた。スタントは大成功。

見上げたプロ根性である。時には自らを窮地に追い込むことも必要だと、ジャッキーは教えてくれる。
 

でも窮地はやだ。

いやだなぁ窮地。できれば避けて通りたいですよ。窮地とかけはなれたところにいたい。コタツとか。コタツは窮地ないんじゃないかな。あるかな。

・手の力が無くなるまでひじをついてテレビを見る
・手の力が無くなるまでミカンをむき続ける
・手の力が無くなるまで変な体勢で寝る

変な体勢で寝て、起きると腕に血が通ってなくてバターンってなるのあるなぁ。自分の腕じゃなくなってんだよなぁ。プチ窮地だなぁ。リモコンとか取れないんだよなぁ。

ジャッキー・チェンから、Suicaのチャージが切れるぐらいの、だいぶ遠いところまで来てしまった。
 

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