本当に国内最大なものを「国内最大級」と呼んでみる

「国内最大級」の「級」が気になる。

そうなのだ。国内最大級は国内最大じゃないのだ。大人は信じられない。

国内最大かどうかちゃんと確かめてないけど、だいたい国内最大ぐらいじゃないかなぁ。

これを「級」の一文字にこめた「国内最大級」。類義語に「国内最大クラス」がある。先日の「ベストエフォート」の話にも通じるけど、これまたいい加減なお話である。
(※過去記事:日本のことわざ(ベストエフォート型)|イノミス)

どれくらいいい加減な感じになるか、本当に国内最大のものに級をつけてみよう。
 

・富士山! (国内最大級の山!)

・琵琶湖! (国内最大級の湖!)

・岩手県! (国内最大級の県!)

・牛久大仏! (国内最大級の大仏!)

・太陽! (国内最大級の熱源!)

・A0! (国内最大級の紙の寸法!)

・大林素子! (国内最大級の芸能人!)
 

本当に国内最大なのに、もっと上がある感じになる。あと、ぶっちぎりで大きいものでも2位と僅差で勝ったみたいにになる。

本当に大きいものはちゃんと調べて「国内最大!」って言い切ったほうが絶対いいと思う。

あと、違和感なくさらっと書いちゃったけど大林素子は国内最大なのかちゃんと調べてない。