日本のことわざ(ベストエフォート型)

通信回線なんかでよく聞く「ベストエフォート型」のサービス。ベスト、って付いてると「ベストを尽くしております!」って感じでなんかいいイメージがある。

でも元々は「best effort(最大限の努力)」という意味で、「やるだけやるので結果が出なくても文句いいっこなしよ」という形のサービス。通信速度100M!とか言ってても10Mしか出なかったりする。でも、がんばってるって言うからから許してやらないといけない。なんだかなぁである。

でも「ベストエフォート型」ってつけておけば、言う通りにならなくてもなんとかなるわけだ。これは有効に使いたい。ことわざなんかにつけておくべきだと思う。
 

石の上にも三年(ベストエフォート型)
五年くらいはみてほしい。
 

一日一善(ベストエフォート型)
丸一日努力して努力してやっと一善。
 

すべての道はローマに通ず(ベストエフォート型)
2,3本通じない道も。
 

悪事千里を走る(ベストエフォート型)
200mくらいで終わることも。
 

人の噂も七十五日(ベストエフォート型)
三日くらいで終わることも。
 

肉を斬らせて骨を断つ(ベストエフォート型)
肉を斬られて終わる場合も。
 

便利だなぁベストエフォート型。今年の目標はフルマラソン完走(ベストエフォート型)にしよう。
 

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