イタリアの船長がズッコケすぎる

イタリアの豪華客船座礁事故。大変な事故でまだ行方不明者も出ていて無事を祈るばかり。

しかしそれと対比して船長のズッコケぶりがすごい。

座礁した原因が「船員が育った島を近くで見せようとしたため」とか言ってたし、乗客を置いて避難したのを地元の警察に見つかって「今すぐ戻って乗客を誘導しろ!」「でも中は真っ暗で…」「だからなんだ!家に帰って寝るつもりか!」って怒られてた。脚本三谷幸喜かな?ってぐらいのズッコケぶり。

そんな船長の武勇伝を後押しするこのニュース。

……それによると、船長は、乗客を船上に置き去りにして先に船を離れたことを認めたうえで、自らの意思に反して岸へ運ばれてしまったと供述。座礁した船の上で転び、偶然、救命ボートの中に落ちたと主張しているという。
座礁船の船長「偶然ボートに落ちた」と供述 : 国際 : YOMIURI ONLINE

もう僕の頭の中では船長が西村雅彦になってる。

それにしても、「偶然ボートに落ちた」とかイタリア人なのに言い回しがちょっと普通すぎる。日本におけるイタリア人基準がジローラモなのも災いしていると思うが、もう少しなんか言わないのか。

・「海の女神についに見放されたと思ったが、どうやら彼女はまだ僕に気があるみたいだね」

・「ママのパスタを残さず食べてきたからね。オリーブオイルは水に浮くのさ」

・「ちょっと女性にモテすぎたかな。嫉妬した悪魔に追い返されてしまったよ。」

それどころじゃないか。

重ね重ねこの船長の船に乗っちゃった方の不幸を嘆かずにおれない。