引用などの文章が長すぎる時に使われる「(中略)」という表記。
「(中略)」ではいろんな都合上必要ないところが削られてしまって、何を削ったのかはわからない。物語が消えた痕跡、それが「(中略)」。イマジネーションが広がるばかり。
じゃぁあえて、何も略したり削ってないところに「(中略)」を入れてみたらどうなるだろう。行間を読むことにより想像の翼が広がるんじゃないだろうか。
「事件は会議室で起きてるんじゃない(中略)現場で起きてるんだ!」
ホントはもっと室井さんに言いたいことがあったんだけど上映時間の都合でカット。
おばあさんが川で洗濯をしていると、上流から大きな桃がどんぶらこ、どんぶらこと流れてきました。驚いたおばあさんは(中略) 桃を拾いました。
これはおじいさんい報せるべきか、しかし桃はどんどん迫ってくる。あれ、でもなんかこの光景見たことある…おばあさんの脳裏に浮かぶデジャヴ。子供には難しすぎる一瞬の出来事。
「あなた、ご飯にする?お風呂にする?(中略)それとも、あ・た・し?」
えぇっと…ごめんもう一回最初から言ってくれる?
寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の水行末雲来末風来末食う寝る処に住む処やぶら小路の藪柑子(中略)パイポパイポパイポのシューリンガンシューリンガンのグーリンダイグーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助
漢字ばっかりからいきなりカタカナになるの、なんか不自然だと思ってたんだよな。
あい(中略)さつすると、友達ふえるね!
相手の投資金額を十分に予測して入札すると、友達ふえるね!
ぼく(中略)ドラえもんですー
「うまれも育ちも葛飾柴又。帝釈天で産湯をつかい~」的な口上が?22世紀から来たネコ型ロボット、人呼んでドラえもんですー。
巷にあふれるフレーズでも実は何か略されているのかもしれない(中略)いや、そんなことないか。