ティッシュにマニフェスト

家から最寄りの駅によく政治家の人が立っている。

政治家さんが演説して、スタッフの人がチラシを配って、とやっているんだけど、通勤時間帯なのでまず誰も聞いてない。チラシもほとんどの人がスルーしているように見える。あれって効果あるんだろうか。

駅前と言えば、よくティッシュ配りの人もいる。ティッシュならもらう人もいる。あの政治家の人もティッシュを配ればもらってもらえるんじゃないか。でもあれかな、こう、賄賂的な感じになるからダメなのかな。

じゃぁ、ティッシュの素材でB5のチラシを作るとかどうだろう。

もちろん配っているのはチラシである。マニフェストとか書いてある。がんばります!と意気込む政治家の人の顔写真もある。

でもひとたび折り畳めばなんとティッシュに早変わり。花粉症のこの季節、まさかのティッシュ手当。顔とかマニフェストとかに向かってチーン!ってされてしまうけど、鼻をかむ前のその一瞬、意気込みなんかが目にはいることで候補者の記憶に残ることが期待できるだろう。再生紙利用によるエコをアピールしてもいい。

問題はとても配りにくいことだ。強風の日とかすごいパタパタして受け取れない。空高く舞い上がるティッシュチラシ。あわあわする人々。

これが本当のバラマキ政策だ。

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