勧誘電話イレギュラーバウンド

「メンズエステのご紹介です」という勧誘電話に「これ以上美しくなると困るので結構です」と返した事がある。

「そう…ですか…」と言われ、その電話は切れた。

新聞、エステ、教材、不動産、宗教…日々いろんな勧誘の電話や訪問が我々を悩まし続ける。無下に電話を切れず、延々と話を聞いてしまう人も多いと聞く。僕もコンタクトレンズのチラシ配りに心を痛めた経験がある

そこで、僕自身の経験から、過去にこんな逃げ方・返し方をしました、というのをご参考までに記しておこうと思います。

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新聞勧誘が家に来て、うっかりドアを開けてしまったとき。

話をちょっと聞いて、考える振りをして、「うーん…ダメです…」と答えて、なんでですかと聞かれても「いや、うーん… やっぱり…無理です…」を意味なくずっと繰り返したことがあります。

最初は「いやいや、うちはこうこうで~」と説明していた勧誘員も、理由を言わずに苦悩の末に「無理です…」を繰り替えす僕を見て段々不安になってきたのか、終いには勧誘そっちのけで「どうして!理由だけでも!」って感じになってました。

結局モヤモヤしたまま帰っていきました。二度と来ませんでした。

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一人暮らしをしているとき、なんかの教材の電話が来て、あまりしつこかったので、受話器を置いて放置して、普通にテレビを見ていたことがあります。

最初こそ受話器の中から小さく「もしもーし、もしもーし」と聞こえていたのですが、テレビをみてアッハッハと笑ったりしていたら、いつのまにか切れていました。二度とかかってきませんでした。

※受話器放置は盗聴っぽくなるので女性にはあまりお勧めできませんね。「キャッチホンが」とか言って保留音を鳴らして1時間ぐらい放置して切るとかでしょうか。

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新入社員時代、オンボロ社員寮に入っていたとき。

部屋にひかれた電話の番号が部屋の連番だったので、一人の電話番号がばれると芋づる式に各部屋に勧誘電話が回ってくる事態になっていました。

そしてすごく壁が薄いオンボロ寮なので、遠くで電話が鳴る音がして、切れて、さっきより少し近くで電話が鳴る音がして、切れて、段々自分の部屋に近づいてくるのがわかるのでした。

隣の電話が切れ、いざ自分の部屋の電話が鳴ったとき、元気いっぱいの声で「おぉぉぉつかれさまでぇぇっすぅぅぅ!」と言ってみました。

「へっ!?」と驚いた女性の声を聞いて電話を切りました。

しばらくの間のあと、反対隣の部屋の電話が鳴り出しました。うちには二度とかかってきませんでした。

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相手も人間なので、普通とは違う反応が返ってくると戸惑い、恐れ、最終的に二度と近づかなくなるのではないか、と経験から思います。

「ところで、君はUFOを見たか?」と返事するとか、そこまで突飛な返しをすることもないと思いますが、なんかいつもと違うことをしてみるのもいいんじゃないでしょうか。