66のルール

『誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール』という本が売れているらしい。

読んでないのだけど、とても66個もルールを覚えられそうにない。12球団より、47都道府県より、アメリカ50州より多い。

「えーっと、次のルールは…」と思い出しているうちに会話が途切れてしまうんじゃないか、と心配になる。考え込む僕。その顔を覗き込む相手。この場合のルールは、ルールは…。

いっそ、逆だったらいいのに。
 
『誰とでも66分以上 会話がとぎれない! 話し方 15のルール』だったらいいのに。
 
15個のルールだけでいい。それでいて、従来の4倍以上の66分以上も会話が途切れない!66分は大きい。田舎の駅の待合室で、1時間に1本しかない電車を逃しても、地元の人々と余裕で交流がもてる。素晴らしい。

でも15個のルールだと、12球団より多い。

最後の締めのルール、なんだっけ…。あと1個、あと1個なんだけど…。考え込む僕。その顔を覗き込む相手。

やっぱり心配になる。