【大喜利】回答発表媒体別に、大喜利本をまとめてみた。

バッファロー吾郎が主催する大喜利イベント『ダイナマイト関西』が今年を「勝負元年」としてイベントを仕掛けにくるらしい(→公式)

年末にフジテレビで放送された『IPPONグランプリ』も年5回の放送を予定しているみたいだし、2010年は大喜利イベントが盛り上がりそうな予感。

そんなこともあり、自分用メモも兼ねて、ここらで大喜利関連の書籍をまとめてみました。

でもただ並べるだけなのも芸がないので、答えを発表する媒体別にまとめてみました。

自分で答えを発表するのか/他人が発表するのか、フリップに絵が描けるのか/文字だけなのか、回答は読み上げるのか/誌上に載るだけなのか、発表の形式によって回答の傾向も変わってくると思うのです。

というわけで、つらつらとまとめてみました。漏れ・オススメなどありましたらコメントtwitter教えていただければ幸いです。
 

  

【誌上掲載のみ/絵あり】

 
■小林賢太郎×升野英知『大喜利猿』
大喜利猿----小林賢太郎×升野英知 大喜利猿 墨 大喜利猿 優勝  大喜利猿 北海道
IPPONグランプリでも優勝したバカリズム:升野英知と、ラーメンズの小林賢太郎による大喜利本。回答フリップをそのまま掲載していて、二人とも絵がうまくていちいちクオリティが高い。加えてボールペンや筆ペンなどで筆致による表現も生かされている。
この企画、シリーズ化されてもう4冊も出ている。最新作が『北海道』ってなんだろう、と思ったら、最初の3つぐらいが北海道にまつわるお題なだけ!
 
 
■千原浩史『答え』

「答え」
IPPONグランプリでは優勝を逃したものの、過去ダイナマイト関西では優勝経験ありの千原ジュニア。その初ネタ本。400ページを超える厚さ。回答フリップをそのまま掲載する形。途中、お題に表情のみで答える、という今思うとチャレンジな企画も挟まっている。
 

■オフ喜利『WEB0.2 頑固親父が威厳をなくした寝言の内容とは?』
WEB0.2 頑固親父が威厳をなくした寝言の内容とは?
週刊アスキーに連載されている大喜利コーナーの単行本。やられているのは「オフ喜利」という、人気ウェブサイト管理人がオフで大喜利をしたらホントに面白いのか?を検証する大喜利イベントの方々。オフ喜利メンバー以外にも読者投稿も可能。Web予選に過去2度参加したのですが落選しました…。
 
  

【誌上掲載のみ/文字回答のみ】

 
■天久 聖一、 椎名 基樹、せきしろ『バカはサイレンで泣く ’09』
バカはサイレンで泣く '09
週刊「SPA!」連載、「バカサイ|WebSPA!」としても展開されている老舗読者投稿。「ドブス百景」「イマジン」「かっこいい童謡」など、もはや空気というか独特のオーラができている。面白いのに迂闊に足を踏み入れられない。
 
  

【他人の読み上げ/文字回答のみ】

 
『着信御礼!ケータイ大喜利』
着信御礼!ケータイ大喜利 ふたたび 着信御礼!ケータイ大喜利
NHK『着信御礼!ケータイ大喜利』の公式本。投稿者の回答を放送作家が選別、優秀作を千原ジュニアが読み上げ、板尾創路が審査する。ケータイでの投稿ゆえ、回答には30文字の文字制限がある。また、NHKなので商品名はNG。下ネタや芸能人ネタも採用されにくい。実は結構制限事項が多いのだ。
一冊につき30お題を掲載。公式本だとスタジオでのボケに乗っかるフォローがないぶん、ちょっと食い足りない感じかも。
 
 
■FM NACK5「鬼玉」スタッフ責任編集『マル決本』

マル決本

FM NACK5の『The Nutty Radio Show 鬼玉』内のコーナー「今日のマル決」の書籍化。ラジオという媒体のため、音声だけで伝わる回答にしなくてはならない。そのため、活字にしても状況がすぐ浮かぶような巧みな回答揃い。シリーズは「マル決本3」まで出ていて、ページ数も500ページを超えて群を抜いて分厚い。なぜか今年は『マル決日めくりカレンダー2009』になっている。

相手に回答の意図をイメージさせる、という点では、実はこのまとめの中でも一番オススメの本かもしれない。
 
 
■千原ジュニア『千原ジュニアの題と解』
千原ジュニアの題と解 千原ジュニアの題と解 O型編
TEPCOひかりコンテンツサイト“casTY”で配信されていたネット番組「千原ジュニアの大喜利塾」の書籍化。出されたお題に視聴者がリアルタイムに回答を送る形式。書籍ではジュニアの回答も併せて掲載。なぜかカラーグラビアも。
 
  

【イベントでの回答/絵あり】

 
ダイナマイト関西2008 [DVD]
ダイナマイト関西2008 [DVD]
タイトルに反してDVDですが入れさせてください。プロから素人まで、参加人数1339人の大喜利トーナメント。決勝は大阪府立体育会館で行われたという一大イベント。今年、期待しています。
 
 

【「写真で一言」のみ】

『写真で大喜利ボケて』
写真で大喜利ボケて (コアムックシリーズ (NO.396))

ちょっと異色なところで。写真で一言ボケるWebサービス「ボケて」の書籍化。表紙がオバマ大統領という、かなりのインパクト。「写真で一言」は評価が二分しやすいと思っていて、ハマらないと全然だけど、ハマった時の破壊力といったらハンパじゃない。
 
 
ホントは気に入ったお題とその回答も併記しようと思ったのですが、逆に滑って伝わってしまうかもしれないので自粛しました。腹がよじれる本ばかりなので、ハズレなしということだけ伝えておきます。ご参考になれば幸いです。
 
2010年も笑って過ごせますように。
 

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