1月 222009
- 著者/訳者:森見 登美彦
- 出版社:角川グループパブリッシング( 2008-12-25 )
- 文庫:320 ページ
- ISBN-10 : 4043878028
- ISBN-13 : 9784043878024
- 定価:¥ 580
こんなお話読んだこと無い。傑作!快作!そして、祝!森見登美彦氏ご成婚!
「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作。
「先輩」視点と「乙女」視点で語られる、春夏秋冬に分かれた4編の連作短編集。1編ごとに舞台は異なり、キテレツなキャラクターと奇怪な出来事が、夢幻と現実の狭間で右往左往する。あぁ、なんと表現したものか。
「先輩」視点は『太陽の塔』『四畳半神話体系』でもお馴染み非モテダメ学生なのだけど、「乙女」視点がまた、作者の妄想の賜物ともいえるピュア女子像。二つのすれ違う視点を行き来するのがとても楽しい。そして、一見、勢い任せの珍騒動に見えながらも、実は周到に伏線が張られていたりと油断ならず、大変おなかいっぱいのできばえ。
色とりどりで、ハイテンションで、それでいて柔らかい、幻想と妄想の爆発。これからの人生、思い出しては何回か繰り返し読み返す予感がする。
【この記事と似たような感じの記事】
- 森見登美彦『太陽の塔』
- 森見登美彦『有頂天家族』
- 森見登美彦『きつねのはなし』
- 森見流「少年時代」 森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』
- 森見登美彦『四畳半神話大系』
- 祭がみせる「表」と「裏」 森見登美彦『宵山万華鏡』
- Masterpiece Re(Mix,Born,Cycle) 森見登美彦『新釈 走れメロス 他四篇』
- 石持浅海『Rのつく月には気をつけよう』
- 本当はすごい「あったか〜い」
- 岸本佐知子『気になる部分』






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夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)
MONOコレでしばらくランクインしていたので買ってみた。
結婚式で見染めた黒髪の乙女。声もかけられず後を追っていくと、彼女は一人夜の先斗町へ消えていった。
そんな「先輩」の…
[...] 森見・イン・ザ・ダークネス。『夜は短し歩けよ乙女』などで見せる、真面目な顔でおどける仕草はなりを潜め、真顔でひたひたと綴られる怪異の連続。あの想像力が怖い方向に向かう [...]
[...] 舞台にした奇想が自由すぎ。人に化け、風を起こし、狸鍋に恐れをなし、船が飛び、街を叡山電車が暴走する。 『夜は短し歩けよ乙女』よりも、やりたい放題やってます。楽しいなぁ。 [...]
[...] たいの話が作者お得意の「京都の腐れ大学生」がベース。『夜は短し歩けよ乙女』(→過去の感想文)などのリンクもちょいちょい見受けられます。全力でおふざけなのは逃げまくりの [...]