外食産業に進出するアンパンマンの節操のなさ

クリスマスシーズン到来で、パパサンタとしては子供に贈るプレゼントに頭を悩ませている昨今。

おもちゃをいろいろ調べているわけですが、そこでわかったのがアンパンマンの外食産業への節操のない進出ぶりである。

まずはこちらをごらんください。


アンパンマン パンがふくらむ おしゃべりパン工場

アンパンマンはヒーローといえどジャムおじさんが作ったパンなので、故郷ともいえるパン工場がこうして形になるのは、まぁ自然な流れだとは思う。

で、パンができたのでじゃぁ次はどうなるかというと、


アンパンマン ピピッとえらんで!でるでるハンバーガー

満足いくパンが出来たので、中にハンバーグを挟もう!というのである。ピアノ製造で得た木工塗装のノウハウを元に自動車部品を作るようになったヤマハみたいなことか。ちがうか。

これでうまくいったのか、まだまだ規模は拡大する。


アンパンマンレストラン ごちゅうもんをどうぞ!

ファミレスを開いてしまうのだ。メニューは16種類もあり、もうパンだけにとどまらない。ドリンクバーもある。レジスターまで別売りする有様だ。

挙句の果てにこれ。


アンパンマン おさかなくるくるとれたて回転ずし

まさかの回転寿司。

まったく魚介のにおいがしないアニメなのに回転寿司。顔が濡れると力が出ないのに、そのリスクを犯してまで魚をさばくアンパンマンである。

もうここまでされるとなにが来ても驚かないぞ、と思っていたらこんなのもある。

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アンパンマン銀行 おかねいっぱいATM

この金融不安の最中に銀行業への進出である。「おかねいっぱい」という、あまりに具体性のないアピール。パンだけに、焦げ付かないといいが。
 
もうなんだか狙いがわからない。次は「アンパンマン党本部」で僕と握手だろうか。

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